第13話 早々に結婚指輪をなくす

彼女からカタチだけでもプロポーズをしてほしいと言われたため、沖縄旅行に指輪を持っていき、人気のない浜辺でプロポーズをすることにした。

そこの詳細は記載しないが、夕方の川平湾で無事?プロポーズをすることができた。

しかし嫌な予感は、旅行前からずっとしていた。

私は物を直ぐに無くすタイプで、慣れていないものがある場合、その確率は格段にあがってしまう。。


さて、私はプロジェクト単位の仕事をしている。

これはつまり休暇を取った場合、休んだ分の業務量はそれ以外の日に取り返す必要があることを意味する。

また、私にとってはあるあるなことだが、休暇をとった時に限って、急な仕事が降り掛かってくる。。

正直、沖縄旅行に行っている間も頭の中では仕事をしていた。

そして、先週の金曜日に沖縄旅行からかえってきた時から土日も関係なく仕事に追われた。

そして昨日、一旦仕事が落ち着いた後、気づいてしまった。

結婚指輪がないことに。。。

最後に泊まったホテルにはあった記憶があるがその後は、記憶にない。

何せ仕事の納期が間に合わない可能性がかなりあり、注意は完全にそちらに向いていた。

ホテルに問い合わせたところ、指輪はないとのことだった。

となると、指輪は部屋の中にある可能性が高い。

これまた私にとってのあるあるなのだが、特別な物、大切な物ほど注意して取り扱わないといけないため、部屋の中で保管しておく場所がいつもと違う場所になる。

その場所はいつもと違うため、後々になってそれがどこなのか分からなくなる。

特にここ数日は仕事が忙しかったため、全く思い出すことが出来ない。

更に、彼女が私の部屋に引っ越すことを予定しており、その受け入れのために私の部屋は普段よりむしろ乱雑になっており、自分自身でも物の配置を把握できていないという状況が重なっている。

いやいやいや、全然見つからない。。。

7月7日に入籍予定で、その際に2人でつけ始めようと約束したばかりである。


ネタでなくかなりシンドい。

仕事も完全に安心できる状態でないのに、更に状況は重くなった。

控え目にいって泣きそう。。。

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