第11話沖縄旅行1日目
朝七時頃発の羽田→石垣島に間に合わすため、我々は始発の電車に乗る必要があった。
そのためには3時半には起きなければならなかった。。。
自分自身結構負担だったので、妊娠中の彼女はより大変に違いなかった。
半分寝ながら何とか羽田にたどり着き飛行機に乗り込むと、二人ともフライトの8割ぐらいは寝て過ごした。
石垣島で降り、初めての感想はただただ暑いの一言であった。
梅雨が明けたとニュースで流れていたが、その時は雨が降っていたため、湿気もとんでもなく高かった。
風景はとてものどかでキレイなのに、地獄という認識を強制させられた。
バスを待つ間、気温に耐えきれず空港内で売っていたマンゴーアイスを食べたのだが、私の苦手食品トップ1であるキュウリの味が薄っすらするマンゴー味で、石垣島の印象はより悪化した。。。
バスに乗り込み、船のターミナルを介して、竹富島に渡った。
竹富島は本当にのどかなところで、水牛が引く車に乗って、ゆっくりと竹富島を回った。その途中、ガイドが三味線を弾きながら島唄を唄ってくれた。
とても簡素で素朴な雰囲気で、そして何より私だけかもしれないが僅かに物悲しさも感じられた。それは何というか、それが沖縄らしさをなのかもしれない。
その後は、浜辺まで歩き、ただただ広くて青くて白い風景を楽しんだ。
ここにはまた来たいと素直に思った。暑さは石垣島に着いた時よりも酷かったが、その不快さは極々小さくなっていた。
歩くことが好きな私は竹富島を歩いて一周してみたくなった。そのためにもう一度ここに来たい、そういうことである。
彼女はというと、妊娠の体調不良に加え、運動があまり好きではない事も加わって、とにかく一刻も早くクーラーが効いた場所で休みたがっていた。
私はそれに従い長居はせず、夕方前には石垣島に戻った。
夕ご飯を食べようということになったのだが、夕食の時間としてはかなり早い時間で、食事をする場所を探すのに時間がかかってしまったが、最終的には美味しそうなハンバーガー屋さんが見つかり、そこでかなり早い夕食を取った。
私はスパイシーチーズハンバーガーとマンゴーシェイクを頼んだ。
ハンバーガーは絶品であった。
観光客価格であることを考慮してもかなり美味しかった。
ただかなりお腹が空いていたので、何であっても美味しいと感じるに違いなかった。
マンゴーシェイクはまさに私が求めていた味で、何だかやっと気持ちを落ち着かせることができた。。
今私は、ホテルの湯船の中でこれを書いている。
彼女はというと、疲れ切ったようでもうすっかり寝てしまっている。
明日はどう過ごそうか。
暑さを適度に回避しながらそれなりに楽しめる選択肢を探す必要がありそうだ。
今現在、私もかなり眠い。
風呂の中で寝落ちしそう。
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