20130910
ゾンビを殺しながら進んでたはずなのに、途中で四角くて狭くて暗くて赤黒い部屋に私と男女二人が閉じ込められて、全員順番に死ぬビジョンが見えた。男は幻想にとりつかれて一番平和的に死んだ。二番目の女は硫酸を飲んで絶叫しながら死んだ。私は部屋の隅で目と耳を塞いでいた。石鹸の香りがした。
次にもう一人の女が毒を吐きながら苦しみ出した。死体二つが転がる中、這いずりながら私に向かってきて、私に毒をかけようとしてくる。立てなくて、背後も壁で逃げ場がなくて、目の前に迫った女の顔を押しやって背けた。それでもこちらに顔を向けてくるから必死で押したら、首がバキンッと折れた。
首が折れた瞬間奇声を発してた女はピクリとも動かなくなって、私の手には首を折った感触が残っていて、身体が固まって、一度目が覚めた。十一時だった。身体が硬直して全く動かなかった。ゾンビとの追い追われで身体の節々が痛んでいた。夢なのに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます