20130910

 ゾンビを殺しながら進んでたはずなのに、途中で四角くて狭くて暗くて赤黒い部屋に私と男女二人が閉じ込められて、全員順番に死ぬビジョンが見えた。男は幻想にとりつかれて一番平和的に死んだ。二番目の女は硫酸を飲んで絶叫しながら死んだ。私は部屋の隅で目と耳を塞いでいた。石鹸の香りがした。

 次にもう一人の女が毒を吐きながら苦しみ出した。死体二つが転がる中、這いずりながら私に向かってきて、私に毒をかけようとしてくる。立てなくて、背後も壁で逃げ場がなくて、目の前に迫った女の顔を押しやって背けた。それでもこちらに顔を向けてくるから必死で押したら、首がバキンッと折れた。

 首が折れた瞬間奇声を発してた女はピクリとも動かなくなって、私の手には首を折った感触が残っていて、身体が固まって、一度目が覚めた。十一時だった。身体が硬直して全く動かなかった。ゾンビとの追い追われで身体の節々が痛んでいた。夢なのに。

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