第26話 遊びの会
初めて参加したのだが、二歳児がたくさんいて、保育士も心理士もたくさんいた。
親子で保育園に参加するような感じだった。
歌を流して体操をしたり、絵本を読んでもらったり、言葉を増やすために子供のマッサージをしたり、遊び方を教えてもらったりした。
るーちゃんだけがずっと走り回っていた(笑)
あーもしかしたらこれ、るーちゃんも落ち着きないパターンかなーと思い、近くに座って一緒に遊んでくれていた、この前面談してくれた心理士さんに聞いてみると
『初めてだから興奮してるんだよ!大丈夫だよ』
と穏やかに笑って言ってくれた。
(そっか!だんだん落ち着くかあ)
と安心した。
まあ結果的には…4回目くらいからやっと、座れるようになった(笑)
言葉を増やしていくにあたって、専門の知識のない私にはとても助かる会だった。
るーちゃんも楽しんでいて、参加してよかったと思った。
遊びの会はずっといれる訳ではなく、回数が決まっていた。そろそろ終わりに近付くころにもう一度同じ心理士と面談をしてもらった。
言葉は少しずつ増えてきてはいたが、やはり周りの同じ月齢の子と比べると遅いなあとは感じるようになっていた。
心理士からは
『プレ幼稚園や、保育園に行かせるのはどうですか?同い年の子と遊ぶことで刺激になり、言葉が増えますよ』
とアドバイスをもらった。
近い年齢の子と遊ぶことで言葉が増えるなんて衝撃だった。
くーちゃんのスイミング事情などで、一時保育をしていることが、るーちゃんの言葉の発達に繋がっていたなんて…!
一度、週5連続で平日全部預けてみよう!と決意をした。
働けばいい話なのだが、どうも自信がない。
本当に仕事が苦手なのだ。
くーちゃんからも
「ままと遊びたいから働かないで」
と言われていたこともあり、子供が小さいうちは働かないでいようと思っていた。
もちろん、子供達が習い事や、将来私学へ行きたいなんて言い出したら働こうと覚悟はしている。
だが今はまだ、その予定がないので主人と話し合って、一時保育を増やすと決めた。
くーちゃんは早生まれだったので、3才になってすぐに幼稚園へ入園できたから良かったが、るーちゃんは5月生まれのため、ほぼ4才で入ることになる。
そのために預けるとしたら一時保育しかなかった。
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