第2話 教科書に載る系主人公


無実の罪の友人を牢屋から出すべく、荒野をひた走る。

友人を捉えたカンチーガイルの王、曰くいわく


「お前の最近名を上げてきた、冒険者と聞く」


「僕は、友人の無実を『ならば、そんなお前の為に、大切な友人を助けるチャンスをやろう!』」


「えぇ……」


「どうした私の寛大さに声も出ないのか?」


「いや、あの!『ならば行くがいい、人知れずの森へ』」


「そしてボスを倒して、トーテモヨインの宝を取ってくるのだ!」


走るしかないのだ。











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200文字の中に全てがある もち雪 @mochiyuki5

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