200文字の中に全てがある
もち雪
第1話開放
夏休み、夏休みと言えば宿題である。
午前中にある学校のプールから帰った僕は、もはや習慣になってしまった宿題をやる。
正確に言えば、帰った僕に、宿題を行わせる母の習慣に付き合っているのが正しいかも?
「ただいま」
「どうだった?」
「まぁー普通かな?」
「御園君達も来てた?」
「まぁーね。」
「そっか……じゃ……今日の宿題は何をやるの?」
ここまでが母の定番。
途中で疲れて眠り、宿題から解放されるまでが僕の定番。
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