第4話 Dey3
「おはようございます。」
「おはよう。」
新しい一日が始まった。
「久しぶりに地球にいたときみたいに日差しを浴びてみたい。」
「いいですよ。どうぞ。」
キラっと窓から日差しがはいる
「本物!?」
「もちろんですよ。一部の有害光は取り除いています。」
「すごーい。」
「明日も続けますか?」
「もっちろん!」
「わかりました。」
「そろそろ服を変えたいんだけど...」
「約束の『パンツ』、完成しましたよ。着ますか?」
「もちろん。でも服は?」
「大丈夫ですよ。『ついて』いますから。来てください。」
指示通りに進み、とある部屋に来た。その部屋には、鏡と白色の「パンツ」があった。
「これ、おむつの形をした貞操帯じゃん。」
「形がそうなだけですよ。着てみてください。正面にあるボタンで開けれます。服を全部脱いでから着てください。そして、尿道に入れている管の先を黄色い部分にくっつけてください。」
ボタンを押してみると色々外れて、履けるようになった。脚を開き、股にあたる部分を通して、はめてみた。ピッタリだった。さずが採寸した結果。さらに、お尻の穴にプラグのようなものも入れた。正直言って、恥ずかしさしかない。
「腰の右側の部分にボタンがあります。押してみてください。」
押してみる。パンツから白い板のようなものが出てきて、体を覆っていく。
「キャッ なにこれ」
「服の代わりですよ。これでお風呂に入る必要がなくなりましたよ。ついでに補助筋肉でもあります。」
服が首の下まで全てを覆う。初めてに裸になった理由がわかった。動いてみると、何かいつもより身軽な気がする。
「鏡で見てみてください。」
鏡があったことを思い出す。白をベースに、ピンク色の線が体のラインにそって書いてある。なんだか胸の部分がすこし大きい気がする。
「トイレでの時のことを説明します。トイレに行ってください。」
今回は覚えている。オムツを何回も変えたからだ。
「あれ?かわってる。」
バイクの座席のような形をしたものがあった。
「この服専用のものに変えておきました。これに座れば、勝手に処理をしてくれます。」
「便利だね~あの時オムツを選ばなくてよかった。」
「もっと便利にしたければできますよ。」
「いまはいいや。十分!」
トイレの使いこごちはまあよかった。まず、腰を下ろすと、磁力で引き付けられた。そしてトイレがうなると同時にたまっていたものが抜かれた気がした。終わったら、消毒されて、終わり。という感じだった。
***夜になり...***
この服、不思議すぎる。万能すぎ。
布団に入り、今日一日を振り返る。
まあいいや。オ○ニーやろ。
手を股間にもっていってから思い出す。
貞操帯付けているから触れない!どうしよ。今日どうしてもやりたかったのに。
貞操帯に邪魔され、できない。
そうだ。ボタンで取れるんだった。
ボタンを押す。シーン 反応がない。何回押しても反応がない。どっちを押しても反応がない。そうして数分間奮闘して、あきらめた。なんでか考えてみる。えりおが私がオ○ニーしていることを知っていて、やめさせたのかもしれない。それとも、えりおがいたずらでオ○ニーをできないようにしたのかもしれない。それとも......。いやな考えが次々と浮かんでくる。それらを振り切って、明日、絶対にAIに質問しようと決めた。そして、寝た。
宇宙遭難記(事情があり、しばらくお休みします) @aga312645
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