第3話 誕生日プレゼントは僕自身
僕はアヤ様専属のマゾ奴隷にしていただき、彼女にその誓いをした。今までと違い何だかレベルアップした気持ちになった。更に、学校では僕とアヤ様が付き合っている事が、みんなに知れ渡り、それ以来、僕は苛められたり、仲間外れにされることはなくなった。
ただ、身近になったことで、人前でもアヤ様は僕のことを怒鳴るし、ビンタをする事もある。更に、アヤ様の部屋ではいつも僕は全裸にされるのは変わらないが、時には道具を使った調教もされるようになった。
僕は彼女の誕生日プレゼントとして、専属マゾ奴隷としての誓いをした。
奴隷の条件は、女ご主人様である「アヤ様には絶対服従」、
アヤ様の部屋では「常に裸で服は着てはいけない」、
「勝手にオナニーをしてはいけない」と言うことになった。
更に陰毛はいつもきれいに剃毛し、常に下着は女子用のパンティを穿くように厳しく命令された。
ただ、大学受験が近くなるとそんな行為もしばらく制限しなくてはならず、僕もアヤ様も受験勉強に集中した。
アヤ様は将来、男を顎で使えるような仕事に就きたいと考えているらしく、一流大学の経済学部か法学部を狙っていた。僕は将来、イラストやデザインの仕事がしたいので、美術大学の受験を目指していた。
たまに、二人で勉強する時もあったが、プレイを我慢して受験までの半年は夢中で勉強した甲斐もあり、アヤ様は有名私立の経済学部に、僕たちは希望の美大へ合格した。そして、決ったその日から僕たちはプレイを再開した。
僕は学校の帰りには首輪をつけられ、スカートを穿いた恥ずかしい恰好で彼女とデートするようになった。彼女の部屋では足舐めを本格的に躾けられ、僕はマゾとしてさあらに成長していった。彼女は合格祝いに僕の乳首に着ける自分の名前が入ったボディピアスを、僕は彼女に新しい一本鞭をプレゼントした。
女装アイドルのアルバイト
大学生活が始まると、僕は一人暮らしを許してもらった。そして、アルバイトを始めた。
タレント事務所からは僕にたくさんのオファーが来た。女装アイドルとして毎日のように仕事に追われ、学校にもあまり行けなくなってしまった。
でも、時々休みの日にアヤ様が来てくれる。裸の僕に厳しい調教をしてくれるのだ。
新しい鞭でお尻を打たれると凄く痛いけど、その痛みに僕は快感になっていった。
男の娘ブームに乗って、僕は女装アイドルになっていった。
きれいに女装をしているとはいえ、裸になって写真を撮られるのは、とても恥ずかしかった。出来た雑誌にはモザイクがかかってはいても、スタッフには僕のあそこが見えてしまう。そんな姿はアヤ様以外には見せたくなかった。
しかし、こんなブームもひと段落すると、僕はまた元の学生生活に戻った。
タレントの仕事が減った分、僕は女の子として働こうと別のアルバイトを探した。
ただ、萌え系のお店では雑誌にも載った元アイドルの僕を直ぐに雇ってくれたので、凄く楽に仕事を探すことが出来た。
僕は「お帰りなさいませ、ご主人様」という言葉をこの時初めて使った。
ある日、クリーニングに出すために持ち帰ったメイド服をアヤ様に着せられ、その恰好で調教された。
彼女の前で、僕は着ているものを一枚一枚脱がされるストリップショーをさせられたのだ。
「脱がされて昂奮している変態マゾのアユミ、私の前でオナニーしてごらん。見てあげるわ」と彼女は言った。
二人の学生アルバイト
僕たちの大学4年間は充実していた。
日々の僕に対する調教に加えて、彼女はSMクラブでアルバイトを始めた。美しい上に奴隷調教は慣れているので、直ぐに人気の女王様になってしまった。
その一方で、僕にも「ニューハーフアイドルとしてSMビデオに出てくれませんか?」と言う話が来るので、アヤ様と会う時間が減る一方です。でも、会った時の中身の濃い調教は、僕に心の満足を与えてくれた。
そして、僕はアヤ様だけに調教されたいと本心から思う様になっていった。
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