第2話 パンティと剃毛

はじめてする剃毛は意外に難しかった。

今まで自分の気付かなかった場所にも毛が生えている事実を初めて知った。

父が使っている剃刀を使い、お尻の穴の周りまで、きれいに剃り落とした。

毛が全て無くなると小さな子どもみたいで、とても可愛く見えた。

僕はすべすべになった股間にそっと手で触ってみた。


部屋に戻るとさっき買ってきたパンティを穿いてみた。

柔らかくて肌触りがとてもいい。そして生地がこんなに伸びるという事を初めて知った。

既にあそこは大きくなっていて、パンティからはみ出しそうだ。

剃毛した写真をケータイで撮ると直ぐに彼女に送信した。


返事は直ぐに帰って来た。

「新しいパンティからはみ出しそうね。とても可愛く撮れてる。だから、今日の事は許してあげます。これからは私の言いつけをきちんと守るのよ。今日はそれを穿いてオナニーするんでしょ。汚さないように明日もそのパンティを穿いてきなさい。お休みアユミ」と書いてあった。


僕は「許してい頂いて、有り難うございます」と書いて彼女に送った。

パンティを穿いてするオナニーは格別だった。

これまでと比べものにならないくらい興奮し、僕はその晩4回もしてしまい、パンティを穿いたまま寝た。そして、次の日はパンティを穿いて学校にいった。


教室で更にものにされる


翌日は朝からウキウキしていた。今日はパンティを穿いて学校に行くからだ。

ブリーフと違い、軟らかくフィット感がある。

「学生服の下に女性の下着を穿いているなんてだれも思わないだろうな」と思うと足取りも軽かった。

教室で目が合った彼女も嬉しそうな顔をしている。

僕がパンティを穿いている事を知っているのは彼女一人なのだ。


その日は体育もなく、何事もなく終わった放課後のこと、彼女が僕に言った。

「あなたにきっと似合うだろうと思って昨日買ったの。ユニセックスだから私とお揃いよ」

と言ってキュロットタイプのショートパンツを紙袋から出した。

「ここで穿いてみて」と彼女は言った。

未だ教室には何人かの人が残っている。僕は驚いて「ここで?」と言った。


彼女は「そう、ここで穿いてみて」と言う。

今日の僕の下着はパンティだ。ここで着替えれば皆に見られてしまう。

しかも着替えるのはキュロットパンツで、スカートのようにも見える。

彼女は急かすようにキュロットを僕に渡した。


僕は仕方なくYシャツでパンティが見えないようにズボンを脱ぐと、彼女は僕のYシャツを捲り上げた。

「やだー、この子パンティ穿いてる」と大きな声で言った。

皆がこちらを見て集まってくる。

僕が恥ずかしくて顔を隠していると、今度は、彼女は僕のパンティを下ろして、

「やだー、この子毛が生えてない。小さい男の子みたい」と言ったのだ。

僕は大勢の女の子の前で、無毛の股間を見られてしまった。


  男の娘アイドルになった僕


その日のうちに僕のうわさはクラス中に拡がり、僕がパンティを穿いている事が皆に知れ渡った。

それから学校に行くと僕は教室ではスカートを穿かされ、

女子からは「今日もちゃんとパンティ穿いているかな?」と言ってスカートを捲られる。

男子からはパンティを脱がされ、「今日もパイパンにしてるかな?」と言ってあそこを見られるのだ。


ただ、クラスリーダーのアヤ様だけは助けてくれるので、それ以上に苛めもエスカレートはしない。

僕はアヤ様の言う通りにしているだけなので、そのうちだれも僕の恰好のことを気にしなくなった。


文化祭では僕の描いた女の子のイラストがキャラクターに選ばれた。

ポスターは学校ばかりでなく、街中に貼られたので話題になり、そればかりかイラストを描いた僕自身のキャラクターも有名になってしまい、イラストを描く中性アイドルとして、マスコミに取り上げられ、僕の所にたくさんのスカウトが来るようになってしまった。


それだけで収まらず、「オトコノ娘」と言う雑誌に僕が女装した写真や裸の写真が紹介されたことから、僕の知らないところで、どんどんアイドルとして有名になっていき、とうとう表紙にも採用されてしまったため、女の子の囲まれたり、写真を撮られたり注目される存在になってしまった。


日曜日に僕はアヤ様の誕生日に自宅に呼ばれた。

彼女の奴隷である僕はいつものように彼女の部屋に入ると服を全て脱ぎ、裸になった。

「アヤ様、お誕生日おめでとうございます」と言って彼女の前に立った。

僕のあそこには赤いリボンがついていた。

そして、僕は「プレゼントは僕自身です。僕を一生アヤ様の奴隷にして下さい」と彼女に言った。


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