30
物語において、日常パートと言うものは必須だろう。
てことで、日常パートはっじまっるよ〜!!
「で、お前は何をしたか理解してんのか?」
いきなり、
誰か助けてクレメンス…
ちなみに、なぜワイが詰め寄られてるか、それは30分前まで遡る。
休日なこともあり、浜辺を彷徨いてたら船が止まってた。
そこで、ワイは思った。
(これ、乗れるんじゃないか?)
そう思い立ったワイは乗ろうとして、ばれた。
なぜ?
そんで、説教。
↑
今ここ。
「俺は悪くないです!そこに止まってた船が悪い!!」
「開き直るな」
「いたっ!」
叩かれたんだが?
これ、訴えれるのでは?
「反省しろ。あと、お前はおとなしくしろ」
反省も何も、ワイ悪くないし。
てか、ワイおとなしいZOY⭐︎
「反省してねぇな…しょうがねぇ、反省文10枚な」
オワタ\(^o^)/
いや、まだだ!
まだ舞える。
「反省文10枚も書く意味あります?そっちだって、読むのめんどくさいっすよね?時間の無駄だと思うんですよ」
「お前の苦しむ姿が見たい」
ただの私情じゃねぇか!!
もうだめぽ… orz
ワイは苦しむ運命にあるのだ。
だが、抗ってこその人生。
なので、切り抜ける策をキボンヌ。
「本当だったら、退学もんだぞ?むしろ、これで済ましてやってるんだ。感謝しろ」
「まじ、感謝感謝!」
「はぁ…、かお……学長と話すか?」
「まじすんません」
それはさすがに勘弁。
そんなんされたらワイ、タヒぬぞ?
「もう疲れたから、さっさと反省文書いてどっか行け」
「イエス、軍曹!!!」
「まじでこいつ何…?」
♦︎
反省文を書くこと約1時間。
たった1時間で反省文10枚書きました。
褒めよ、崇めよ、崇拝せよ!!!
ちなみに竜胆の反応は…
『お前すごい思想持ってんな』
らしいです。
俺は至って普通な思想を持ってるのに……
とにもかくも解放されたわけなので、超大型ショッピングモールにやってきた。
まぁ、用事も何も無いけど…
それにしても、でっかいな〜
さすが、超大型なだけあるわ〜
入った瞬間、目の前に意味わからんぐらいでかい噴水がある。
でかすぎだろ…
ここまできたら、もうプール(?)。
「あれ?蓮?」
名前を呼ばれて振り返ると…
「げっ…!」
桐島がいた。
相変わらず、胡散臭い笑顔を貼り付けやがって……
あと、何でスーツ?
「何で、いんの?」
「普通に日用品買いに来たんだけど、蓮がいるとは思わなかったな〜」
「俺は幻のポ◯モンか!」
「はは……」
愛想笑いあざっす。
「あ、そうだ。蓮、僕とお茶しない?」
「ナンパのお誘いなら結構です」
「違うよ!?」
いや、その言い方はナンパやん。
素でやってるなら、今すぐ死んだほうがいい。
あ、思想は強くないからね。
「わざわざ俺を誘って何するつもりだ?」
「単純にお話したいだけだよ?僕は」
な〜にがお話だ。
胡散臭いこと、この上ないぞ。
まぁ、付き合うけど。
「はぁ、仕方ないな〜…そこまで言うんだったら、付き合ってあげなくもないけど…?」
「ほんとに!?よかった〜…なら、行こうか?」
なんか、すっごい嫌な予感がするぞ〜??
♦︎
え〜、結論だけ言うと……
「はい、お前ギルティ」
「なんでぇ??」
当たり前だろ!!
連れてこられたのは、西洋のでかい屋敷だ。
一旦、なぜここに屋敷があるのかは置いといて、なかなか不気味だ。
「なに、ここ……?」
「言ったじゃん、お茶しようって」
え?
ここってカフェなの?
「ほら、行くよ〜」
「分かったから、腕引っ張んな!」
桐島に腕を掴まれ、扉の前までやってきた。
か、カフェなんだよな…?
やけに静かだけど…?
桐島は澄ました顔で、扉を開ける。
そして中に広がる光景とは…!!
カフェでもなんでもない、みんなが知っている通りのエントランスだ。
中央にでっかい階段がある。
それにしても、見事にアンティーク物だらけだ。
それに、全体的に暗い。
「いつ見てもすごいな〜ここは」
いつ見てもってことは、来たことあるってこと!?
俺が困惑していると、奥からゴスロリ少女が出てきた。
「あなたたち…誰?」
ゴスロリ少女の容姿は、まるで人形のようである。
ぱっちりお目に、均一の取れすぎた綺麗なお顔。
そして、声に感情が乗ってない!
ほんとに人間ですか?
あとさ、一つだけ言わせてくれ……
日常パートとは????
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