【2】夢

 夢というのは永遠のようで

 呆気なく終わりを迎えるもの。


 2、3日の冒険も現実をみりゃ数時間。


 朝日が射し込む部屋を見渡すと

 何だか見飽きたように思う。


 いつもは気にもしないのに。


 誰かも知らんあの人が

 何故か心を締め付ける。

 この世に存在するのかと。

 しなきゃ痛むよ恋心。


 しかし夢の住人に過ぎず。


 2、3日すりゃ薄れてる。

 顔も声も淡く遠く。


 ※


 恋というのは永遠のようで

 呆気なく終わりを迎えるもの。


 3日間の冒険もまるで夢のよう。


 アナタがいない世界を生きていると

 何だか色が褪せて見える。


 あんなに美しかったのに。


 どこかへ消えたあの人が

 ひたすら心を締め付ける。

 この世に存在するのかと。

 しなきゃ何処にいったのよ。


 彼は私の夢を見てたのか。


 思い出だけが色濃く残る。

 あなたの記憶の私はどう?


 ─夢─

 終わり


 ※ひとこと※

 夢は別世界線なのでは、という妄想。

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