僕、すごない?

3549人、あ、3550人になった。


「というわけで、やりましょう」


佐藤さんが凄まじいオーラを出しながら迫ってくる。


「...いんや、ちょっとまつばなな!」


きついよ、というか誰が予想するよ、この展開!


「あら、逃げるんですか?」


「逃げ・・・」


「ここに、NOBがいますよー!」


唐突に大きな声を出す。

これ、あれだな、逃げられないよわよわ主人公君のやつじゃん


「ですよねー、まあ逃げないから安心してくださいー」

普通にそう答えてしまってら

(あれ、実は僕、ピンチじゃなかったくね)


というわけで始まる佐藤さんもとい えーと

「何て名前でやってるんすか」


「えへ、秘密」


なんで? まあ気にしちゃいかん、佐藤さんvsNOBのバトル



てんてんてん



なんで勝っちゃうのかな。

隣の台では佐藤さんが、佐藤さんがー、

なんでもっと人間のことを知ろうって思わなかったんだろう。て感じ、伝われ!


流石に最難関ではなく、僕でもできそうなレベルを僕が選んだわけなんだけど...


その日は、そのまま解散となった。

「今日はありがとうございました、信くん」


「僕もありがとう、楽しかったよ」


あああ分かってるよ、期待してたようなことはまったく起きませんでしたよ。

一体何がダメだったんでしょうか、全く理解できませんねぇ


佐藤視点

「いい友達ができたよ」

声に出して言った。そうだいい友達だ。だって、馬鹿強いオトゲーマーである以上に有名なイラストレーターだからなー。絶対にあいつの話は参考になる。

だって、あいつ自他共に認めるカプ厨だもんな。

仲良くなれたし、ちょと相談にのってくれないかなぁ


いかにも、信は有名な?イラストレーターである。というか一部界隈においてといったほうが正しいか、彼が山田なぎさとかいう新人Vの代理を描いたことを覚えているだろうか? かれは何気にイラストレーターとして、しっかりと地位を確立し始めている。


信て多才だよね。て思うじゃん? そんなことしてたから 地域で1番の進学校に行けなかったし、そんな特技ミリも役に立たないの、

他の特技は女声のクオリティが高いとか?


その頃の信

「僕、すごない?」

これこそ拗らせ厨二病くそど陰キャーである。




ーーー

クリスマス? 知りません

冬休みだし、僕なりに頑張りたいなー

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フラグ立てりゃラブコメは作れる てんすぃ @jishotensy2

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