なるほど?
「そうですよね。で、で、そのギャップからいっきに襲っちゃうところとか本当に萌えますよね、んで…」
やっってしまった いや僕が悪いのか? この状況。僕が中二病らしくきりっと決めたら佐藤さんのマシンガンが始まってしまった。いんや、なんで?
「だから、幼馴染系ヒロインが報われる世界に変わってねぇ。」
佐藤さんのマシンガンはとまらない。
も、こうなったら、
「幼馴染もいいが、負けヒロイン全般n いやさ、でもさ主人公とカップリングしてほしいなぁ」
僕もオタトークに参戦する。
・ ・ ・
その後30分くらい話し込み 連絡先とdmを交換した。
店員さんがこっわかった。そうだよ、ここアニメイトだよ。
「姐さん」
家に帰り、僕は姉に話しかける。
「漢字違うだろが、つーかお前さっさとミクシブ更新しろよ」
あ、そうだ、僕にはスキル:フォロワー1000人をようやく超えた絵描き
がある。流石に、日常垢とは使い分けているが、この姉は素で俺のファンである。
いつだか「ノブー この人神~」と姉に言われたので何かと思ったら普通に自分の垢だった。 すごいでしょ。
「おい、弟!回想にはいるな」
「お前、同人誌にするぞ」
「そろそろ、お前、本格的に消されろ」
「お姉ちゃん、ひどい」
そんな他愛もない会話を繰り広げていたが、突然わいのスマホに5連続で通知が来た。
「・・・」
「ーーー」
「・・・」
「sos だね」
「まさか そんな 俺の弟に彼女が・・・」
姉が叫ぇ
「なわけねぇだろ」
僕はいいました。
ちなみに通知の正体は紛れもなくライム、無料で通話やチャットが使えるアプリだ。
その文面には
「信さん、土曜日の予定をあけておいてください」
「わかったよ、斎藤さん」
おっけーのスタンプも送信して
「私は佐藤です」
おっけーだいぶ先だな 三日後かー予定決めるの早いなー
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