第11話 タカハシ会長
あぁ...校内案内という体育館見学を見た感想は
そうだな
2文字で表すと「無駄」
3文字だと「無駄金」
4文字だと「ピクルス」っだ
足が筋肉痛になるほど歩いた
何だこの学校
地上の10倍くらい地下の方が広かったな
地下15階まである
生徒はエレベーター使えないから
往復がきつい...普通に筋肉痛になりかけた
この学校がスポーツに強い理由がわかった気がする
決して..体育館が多いからではない
階段が多いからだ
バスケ用の体育館は地下15階にあるし
絶対地上に体育館を立てたほうが金の節約にもなると思う
「なぁあいつ...さっきから独り言多くないか」
「あぁ妖怪大洪水だろ」
「入学式のやつか」
休み時間に入った
この学校では休み時間は15分ある
長いほうだ
休み時間の為、違うクラスの生徒が入ってくる事が多い
今のように
「おいッッ!このクラスに高松 慎吾はいるかァ!?」
「ゲッ..生徒会長!?」
えー名前は確か
クズハシ、バカハシ、アホハシ、あぁ!タカハシか!
「タカハシ会長だ」
「クズハシで有名になったよな」
「校長も入学式の事は本当のことって認めたよな」
「冷静不断なタカハシ会長がね..」
「おいクズ松!どこにいる!」
「あっはい...俺です」
「おぉし...生徒会室へ来い!」
「えぇ..いやですよ」
「冷房をつけてある」
「何度ですか?」
「18度だ」
「行きます」
「ペンギンかよ」
「あっそうそう..松山も行こうぜ」
俺は寝ている松山を叩き起こした
「どこへ?」
「ネバーランドだよ」
「へぇー行く行く」
「だっ誰なんだ?彼は」
「細かいことは気にしないでくだし..会長!」
「おっおう...」
俺は半分寝ている松山と共に生徒会長へついて行った
「ここが生徒会室だ」
「へぇー小っさ」
「小っさ言うな!」
「ZZzzzz」
「寝るな!」
教室の半分もないな..この部屋
「帰ってきましたか」
???????????
紺色の髪のかわいい女の....子
あれ..姉じゃん
え?あれ???????
「どうm...慎吾...!?!?!?」
「あれ知り合い」
「タカハシが言っていた子って慎吾の事だったの!?」
「知り合いも何も..姉なんだが」
「慎吾!もしかして」
「いや..俺の隣で寝ている奴がやりました」
「いっいや..高m」
俺はタカハシを睨みつけた
「そっそうですね..隣にいる」
「松山」
「そうそう..松山くんが入学式でね」
松山..身代わりになってくれ
流石に家族にはバレたくない
「ですよね!私の慎吾がそんな事する訳ないよね!」
「あははは」
「そっそういえば...タカハシ会長..なぜ呼び出しを」
「あー..そうだな..入学式の落とし前として生徒会へ入部してもらうんよ」
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