第5話 類は松を呼ぶ




「スカート最高!この気心地!実質パンツしか履いていない感じ!やはりスカートこそ至高!」


罰ゲームじゃあない

これは!


スースーしている感じで気持ちが良い


「そうだなぁ!我が親友高松よ!」

「おぉ!わかるか!同士松江よ!」

「松松コンビ!早速仲良いな」

「類は友を呼ぶ!変態は変態を呼ぶ」

「スカートはご褒美だ!あははは!あはは!」

「スカート同盟をここで結成するぅう!」


そう二人で席を囲んだ


「スースー最高!」

「スカートしか勝たん!」


そう叫んで上半身に着ている服を脱ぎ捨て

パンツとスカートしか履いていない状況


くくく...考えちゃダメだ


「鉄よ...お前...脱げ!服を脱げ!パンツ一丁でスカートを履いて同盟を組もう!」

「えぇ」

「3日50円」

「いいだろう..何センチだ」

「2だ..」

「帰り道は上着を来て帰る...それ以外の時間は基本的にスカートを履く..これがルールだ」

「よぉし」


そう言って鉄は服とズボンを脱ぎ捨て

あとプライドを売った


「おっしゃぁああ!やる所までやってやるぅーーッッ!」

「おぉお!」

「そうだなぁああ」

「先生が来るっ」


そうある生徒が叫ぶと

クラス全体が一瞬で鎮まり帰り

物凄い勢いで席に戻った


鬼でも来るのか?そう思わせる程の速さ


いや..わかる..わかるぞ

男子校の先生と言うのはだいたいがガチで怖い者しか居ない...


だが

極極稀にURの超絶美女教室が来るーーーッッ

“事”もある..しかし

引くぞ此処で俺は!

やってやるぞ!

引けーーッUR!出てこい美女!


___ダァァアン


先生が教室の扉を勢い良く開けて

中に入って来た


なっスカート!?胸もでかい!?

こっこれは..これは

まさか

超絶美女教師が..!?


って

顔が40代のおっさんじゃねーかぁぁぁああ

ただの変態じゃあ無いのか!?凄い筋肉だな

そこだけ尊敬するわ


違う違うそうじゃ無い

俺の学園ブラッシュアップ計画はもっともっと

ハーレムになるはずなんだよぉおお


終わったあぁぁあ

男子校唯一の救いがぁああ

嘘だぁああぁあーーーッッ


「あら..私と同じ趣味の子が3人も!仲良くなれそうだわ!このクラスと」


最悪だ..何がスカート同盟だよ

終わった

せめて突っ込んでくれよ

お願いだから


そう俺は頭を抱え

涙を流した


涙ってネットで高く売れるのかな..?


「そうね..自己紹介からしますわ」


そうチョークを握って黒板に名前を書き始めた松山 刑事と

松ぅううううううう


類は友を呼ぶって

ふざけるなぁあっぁぁあああ


「えっ..松..山って松」

「類は共を呼ぶって怖い」

「しかも全員...!県庁所在地だし!?変態だし」

「トリプル松コンビニの完成だぁあ!」

「同じ趣味でしかも苗字に同じ松どうし..運命だわ」


そう言って先生が上半身の服を脱ぎ捨てた


もう..お終いだ

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