ーー・・ー ー・・・ー?

歌の上手い狼に騙されて


五官をを無くした娘がいた。

のっぺらぼうのようなその姿。

誰も姫とは思わない。


王も見かねて姫の座を取りあげて、

血が繋がった娘を獄中に閉じ込めた。


けれど、狼 娘に恋をして

娘に眼だけを返した。


狼嫉妬深く 姫の全て我がものと宣うも

姫はもう姫ではない。


狼まだ気づかない。

顔を剥がれて生きている姫を姫として扱うのは

狼1匹だだそれだけ。


娘が姫としての気高さ忘れたその時は

獄中の中で何が残るのだろう。


娘と狼


目玉だけ?

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歪み姫噺─いがみひめばなし─ 星 恵《ほしめぐま》 @wataamedokusen

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