第四十四条

友達がいないから。そう、私には友達がいない。第十六条に反していると思われるかもしれないが、彼の部分は極めて例外的な現象である。基本的にかつ原則的に人間には友達はいない。ただし、本は友達になれる。まるで検定済小学生向け国語教科書から引用したかのような文言だ。だが実に大人に対して言いたい。。ここに素朴に書いておく。この世界において一人で好きな本を読む以上の喜びはない、と。

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