第34話
パレードが終わり次の日、地下牢に俺を襲った女性が囚われていた。
両手両足を鎖に繋がれて壁に張りつけにされている。
服は麻袋を切って作られた奴隷が着るような服とも言い難いものを纏っていた。
女性は金髪のロングヘアで青い瞳をしている。
顔立ちが整っており体の方も魅力的だ。
「テスター先生、俺と2人で密室にいますけど、これから何かします?」
部屋は壁で覆われ、中央に鎖のついたベッドがあった。
「いいですよ、ヤリス君は勘が良いですね。今から彼女、クコロ・ソードマスターを奴隷にするレッスンを行います」
「く、何の事だ? 私はそんな名前ではない」
「嘘はいけません。剣聖の孫、魔法を操るクコロ・ソードマスターの似顔絵はこの国で出回っています」
「く! 殺せ!」
「いけません、いけませんよ。あなたはこれから奴隷になるんです。もっとも短い時間で奴隷にする方法、淫紋からの奴隷化です。ヤリス君、今から手順を説明しますね」
テスター先生がクコロに魔法をかけた。
「はああああああああああああああああああああああああああああああああん!」
ガチャンガチャンガチャンガチャン!
発情魔法か。
鎖が揺れて音を鳴らし、クコロのさっきよりも高い声が響いた。
クコロはさっきまで低い声を出していたけど、本当の声は可愛い。
「まだ足りませんね。クコロさんから生命力を少し、吸いますね」
「やめ、くう、ころ、せ」
テスター先生がクコロの服を破いて生まれたままの姿にした。
クコロの顔が恥ずかしさで赤く染まる。
そして胸を吸って生命力を吸収しながらクコロを更に発情させる。
「はああああああああああああああああああああああああああああああああん!」
ガチャンガチャンガチャンガチャン!
黒子の肌が更に赤く染まっていった。
「まだ、足りませんね。ヤリス君、生命力を貰いますね、ああ、可愛そうに、ズボンがパンパンです。お口で気持ちよくしますね」
テスター先生が口から生命力を吸った。
◇
テスター先生はクコロに発情魔法をかけ続ける。
クコロがよだれを垂らして虚ろな目をした。
「クコロさんはかなり強いですよ。もう一回ヤリス君から吸っちゃいますね」
テスター先生が膝をついて上目遣いで俺から生命力を吸う。
「はい、ありがとうございます。さあ、奴隷化レッスンを開始します。まずは奴隷化の前に淫紋の定着からです。ざっくり言うと淫紋の定着をして次に奴隷の指輪で契約するまでがやる事です。この淫紋のお札をクコロさんのおへその下にぺったんこします」
クコロのへそ下に淫紋の札が張り付いた。
「このお札が光っている間に3回激しく気持ちよくさせちゃえば淫紋の定着は終わりです。ですが張りつけた側と張られた側の信頼関係が無いとすぐに光が消えちゃうので私では難しいと思います、でもやってみますね」
テスター先生はクコロの体をいじった。
黒子の体が反応して体と鎖が踊る。
だがお札の光が消えた。
「やっぱり、私では駄目なようです。ヤリス君が淫紋主になってお札を張りつけて3回絶頂させちゃいましょう」
「い、いやいや、テスター先生で無理なら難しですって」
「大丈夫です、サキュバスの能力で分かるんですがクコロさんは処女でアリシアさんと同じ、ヤリス君に跨った状態で責められると弱いタイプです。弱点は分かっていますから。難しく考えずに実践をしてみましょう。まずはベッドに拘束し直しますね」
テスター先生がクコロの両足をベッドに拘束し、両手を天井に繋がる鎖に拘束した。
「ヤリス君服を脱ぎましょう……先生が先に脱がないと駄目ですよね、私も脱ぐので、ヤリス君も脱ぎましょう」
テスター先生が服を脱ぐと、俺も服を脱いだ。
「はい、いいですよ、ヤリス君、本当に難しく考えなくていいんですよ」
テスター先生が俺に抱き着く。
「私を女にしたようにクコロさんを女にすればいいんです。何度失敗してもいいんです。先生もアドバイスします。馬に乗るクコロさんをヤリス君に乗せて突いてあげればいいんです。何度も、何度でも。さあ、ベッドに入って、クコロさんに入れちゃいましょう。はい、そうです、とその前に、クコロさんのへそ下に淫紋のお札を張ってください、はい、いいですよ」
テスター先生が俺の耳の口を近づける。
「さあ、実技レッスン、スタートです」
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