第2話 ハイパーアルティメット地獄課所属(六股男編)
わけのわからないクソ爺に、ハイパーアルティメット地獄課に飛ばされた。
達樹の目の前には、電流鞭を持った男が立っていた。
「ハイパーアルティメット地獄課にようこそ。君は今日からここの一因となる」
男はくしゃみをする。
「ハイパーアルティメット地獄課では年中無休、1日20時間労働生活をさせる。労働を一秒でもサボった場合は、水だけで一カ月の生活を送ることになるから覚悟しておけ」
1日20時間労働、年中無休で働かされるだと。住民を殺すために、作られた場所に等しい。
「着替えは10日に1回、お風呂は1カ月に1回、食事は1日1食のみとなっている。厳しい労働に耐えられるよう、栄養バランスはきっちりと考えてある。飯だけについては、トップクラスだと思ってくれていいぞ」
着替えは10日に1回、お風呂は1カ月に1回だけ。ほとんどの時間において、汗臭い状態をキープさせられる。清潔好きの男にとって、地獄さながらの環境といえる。
「こちらの説明はそれだけだ。質問があるなら、遠慮なくいってくれ」
男は電流鞭を振り下ろす。口答えをしたら、どうなるかわかっているんだろうなと暗にいっている。殺されないためにも、従っておいたほうが無難だ。
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