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  • 第2話への応援コメント

    企画からこんばんは。そーやです。

    漏剋の修繕とかちょっと気持ち的に無理だからほどほどにパチこいてお断りしたものの、大王は漏剋に本気だった。今風に言えばガチ勢である。

    これは本実じゃなくても陥落しますわ。正に大王の器。

    さておき。

    個人的に感心したのは「国難なればこそ再び漏剋を蘇らせる」という大王の考えでしょうか。

    本文から察するに、緊迫した状況下だったとはいえ漏剋が朽ちたということは多分人々にとって優先順位が低いというか、ストレートに言っちまえば「なくてもいいもの」とかそんな認識だったのかもしれません。

    でも漏刻は技術の粋としてシンボルになる。すくなくとも大王にとっては「なくてもいいもの」ではなかった。

    今の世の中にも「なくてもいいもの」なんて探せばいくらでもありそうですが、でも本当のトコロは「なくてもいいもの」は存在しないんじゃないか……などと、そんな事をふと考えました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    日本では漏剋以前に時計に関する記述は見当たらないため、おそらくこれが初めての本格的な時計導入であったろうと思います。

    それ以前は、太陽の位置、影の伸び縮みで朝・昼・夕というざっくりとした時間意識で人々は過ごしており、多くの人にとってはそれが当たり前で、事足りていたのではないかと思うのです。

    しかし、唐との戦に敗れ、さらなる文明化を推し進めなければと痛感した大王としては、必要だったのでしょう。

    では何故、そう考えていたのにも関わらず放置していたのかは、物語の終盤に大王の心中を描きたいですね!

    調べながらなので遅筆ですが、続きができたら是非お楽しみいただけますと幸いです。

    編集済