第6日
6月13日
今日は木曜日。昨夜の出来事が頭から離れず、朝からエミに連絡を取ることにした。仕事の前に少し時間があったので、エミにメッセージを送り、仕事の後に会えないかと尋ねた。すぐに返信が来て、彼女も同じような体験をしたことがあるという。
仕事が終わった後、エミと再びカフェで会うことにした。カフェに着くと、彼女はすでに席についていて、私を見つけるとにっこりと微笑んだ。
「昨日のことなんだけど…」と切り出すと、彼女も自分の体験を話し始めた。彼女の時計もまた、時間を超える力を持っていることがわかった。彼女は過去に数回、その力を使って昔の出来事を垣間見たという。
「でも、なぜ私たちがこの時計を手に入れたのかはまだわからない」とエミは言った。「もしかしたら、何か重要な使命があるのかもしれないね。」
二人で話し合った結果、もっとこの時計の力を探るために一緒に調査を進めることにした。次の週末に、フリーマーケットが開催される場所に再び行ってみて、店主にもっと詳しい情報を聞くことに決めた。
帰宅後、再び時計を手に取り、その神秘的な力について考えた。これから何が待ち受けているのか、少し不安と期待が入り混じった気持ちだった。
夜、再び時計を枕元に置いて眠りにつくと、夢の中で再び過去の景色を見た。今回は、昔の家族との思い出が鮮明に蘇った。夢がリアルすぎて、目が覚めたときに少し混乱していたが、その分だけ時計の力に魅了されている自分に気づいた。
明日からの調査が楽しみで仕方がない。
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