第2日

6月9日


今日は日曜日。友人と久しぶりに会う約束をしていたので、待ち合わせの駅に向かった。少し早く着いたので、駅前の広場で時間をつぶしていた。

すると、近くにいた子供が泣き出した。どうやら迷子になってしまったようだ。周りの人が心配そうに見ていたが、誰も声をかけようとしない。そこで私は勇気を出してその子に話しかけた。「どうしたの?お母さんはどこにいるの?」

子供は泣きながら「ママとはぐれちゃった」と答えた。仕方なくその子と一緒に駅員さんのところに行き、迷子のアナウンスをしてもらうことにした。数分後、心配そうな顔をしたお母さんが駆けつけてきて、無事に再会できた。

お母さんから感謝の言葉をもらい、なんだか温かい気持ちになった。その後、友人と合流し、カフェで楽しいひとときを過ごした。今日はちょっとしたヒーローになれた気がする一日だった。

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