第5話 魔法
そこには、 魔導書が自由に生活する違う世界が存在していた
「うわぁ〜 凄い 」
まるで幻想郷のような地に、銀髪の、美しい蒼色の瞳の少女は立っていた。
「こっこれって、全部 ま、魔導書なんだよね」
俺は、絶句した、普通の図書館に見えたのに、ドアを開けるとまるで別世界、これも何かのギミックだろうと思った。俺はそのまま、ここに座れと言わんばかりの椅子に座り、ゆっくりの目を閉じる
なんか、くすぐったい……。
俺はゆっくりと目を開ける。そこには、5つの紋章が書かれている魔導書がいた。
「はぁ? 」
驚いたのも、無理はない、魔導書は本来1つの紋章しかつかない、代表的なもので、
『火』『水』『風』『土』
その元素が、稀に合体して構築されるのが、
『闇』『光』『聖』『炎』『雷』『氷』
これらを、全て使用するのが、
『龍』
俺に興味を持った魔導書は、この属性の、
どれでもなく、
『無詠魔』
いや、さぁ、明らかにさ、『龍』来る流れやったやん、こういう所で、世界は俺の事嫌うの?
本当に神様なんているんか? はい、これみて証明してくださいよ、証・明 。
まあ、これから一生付き合ってく、属性だしさ、属性について全て語られた本に載らないほど弱いんでしょうけど、
「ん? なになに」
『無詠魔』ムエイマ
魔法を見る、または、魔法を本で知り、再生(イメージ)することで、無詠唱で、魔法を放つことが可能。
一度覚えた魔法は、無くならないよう頭に記録される為、忘れる心配もない。
これ、神様に、俺好かれてるくね
俺は、盛大に土下座をして、(俺の魂)許しを得ようとした。 勿論許して貰えたよな…… よな。
次の日『サウレナ家』庭にて──────
「イメージぃ〜、イメージぃ〜! 」
そう、とにかく、前世で見た事のある、ファイヤーボールを使ってみることにした。がしかし、一行に出る気配無いんですけどぉぉぉぉぉ!
次の日は、氷の魔法を練習してみた、
手凍ったんだが…… 水を冷やし氷にすることで、上手くできるのではないかと仮説を立てたのだが、一応上手く行ったっぽい。 俺の手は冷たいがな。
次の日、氷の魔法を再度使ってみた。 今回は凍るのではなく、氷の欠片を生成するようなイメージで行った。 一応欠片は出たけど…… 飛距離はゼロ
そして2ヶ月──────
「どうやれば、次の段階に行くんだ…… 」
俺は むしゃくしゃ しながら頭をかく。
そういえば、使っている所を実際に見るのもありだった気が…… でも、母はヒーラー職だし、父は剣士で、魔法を使った所を見た事が無い。どうすれば……
ん? まてよ、
イメージ・魔法が飛ばない・射出
っ!! そうだ、俺は魔法のイメージをしただけで、射出のイメージをした訳ではない!
ならば、弓を誰かに射てもらい、射出のイメージを固めよう!
リビング──────
「お母様! 」
「どうしたのレイン? 」
俺は、弓の使い方を知らないかと、彼女に聞いてみる。まあ、ものは試しだし一旦庭に来てもらうことにした。
庭──────
「これを、こうしてこうするの! 」
雷鳴如く矢は飛び、的に当たる。ちゃんと赤い丸に直撃していて、弓道部に所属しても、みんなから◎してもらえると言っても過言ではない。いやそれは言い過ぎか……
「ありがとうございます。 お母様! 」
さぁ、やってみなさい。と言われる前に俺はその場から隠れた。丁度彼女が居なくなった所を見計らい、イメージをしてみる。
水を生成して、冷やす それをツララの形状にして、射出!
ボガァン!!
「いっ威力出過ぎじゃない…… 」
怒られそう、ヤバいヤバいヤバい。あれっ急に脱力感が…… 俺はその場に倒れ眠ってしまった。
「レイン! レイン! 大丈夫か? 」
この声は、父の声だ…… え? 俺何をして!
急に起き上がり、父のおでこと、俺のおでこがぶつかる。 クソ痛ぇ……
「いったたたた」
「レイン!! 」
俺は、2人の親にだき抱えられる。
それからは、記憶がない、どうやら、急に、威力の高い魔法を発動したため、魔力放出の慣れていない俺の魔力が底を尽きたらしい。てか、魔力総量って何処で見れるのだろうか……
そして、俺が考え込んでいる間に、家族会議が、
発 令 さ れ る 。
作者からぁ。
いやぁ、なかなか熱って下がんないのですね。
まだ、38.7もある。2日間休んで咳が止まらず。
でも、何故か体調は良くて、もしかしたら、私
ヒノカ●神●出来るかもしれませんね
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