第2話 始まりの光


「人の命は儚くまた、龍も一緒である」



一人寂しく鬼が木陰に座っていた



「余は、──────、余も、貴殿に協力しよう────── 」



声が途切れて聞こえ無かった。

何故だろう。どこかであったような…… そんな気持ちになった。



「貴方の名前は、レイン、レイン・サウレナ」



一人の女性が俺を抱えながらそう言い放つ。



『レイン』? 誰だか知らないがこれからどうすればいいのか?



((あの、私、これからどうすればいいんですか?))



彼女はにこにこと、俺を見つめている。

声が届かない。いや、聞こえていない? てか、彼女が発している言葉がよく分からない…… 

不信に思った俺は手を女性に向けて伸ばしてみた。



明らかに小さい手、俺は本当に自分の手か疑った。



((俺、もう駄目かもしんねぇ))



────── 数日後



どうやら、俺は見知らぬ地に転生してしまったようだ。しっかし、ここにはコンビ●もビックリド●キ

もない、あるのは、広大な農地と木で造られた明らかにボロい家と土を固めて作った道路のみ…… 

俺これからどうやって生活して行こう。



「ま  ぁ」



やっと言葉が発せられるようになってきた。



「よく出来ましたね〜!」



それと次第に、彼女の言葉を理解できるようになって来た。日々話せるように特訓をしたおかげで、少しだけ喋れる! これからも、がんばるぞ! ってなにあかちゃんライフ楽しんでんだ馬鹿野郎。


20歳独身男性が、美人さんにあやされる、こんなパワーワードな物他にないだろ!


授乳があるのは、ひ・み・つ♪


ふざけるのは大概にして、俺のお父さんらしき人は、庭で、剣を振っている。あれって、犯罪だよな



「レイン〜! 」



母の『セイン・サウレナ』って言うらしい。



むにむに……



頬をむにむにされている。

それより、まだこの世界について知らないことだらけだ。とにかく今は、言葉を覚えることに専念しよう……







作者から、

いやぁ、応援のコメント感謝に限ります!

モチベ上がりまくりました、今回は、長くてあんま面白くないと思うけど、次はできるだけ皆さんの隙間時間に読まれるような作品を作りたいかな。



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