応援コメント

リートレ王国と交易」への応援コメント

  • ここまで読ませていただきました。

    細かい部分の描写が秀逸で、作品創りの参考になるものばかりでした。具体例を挙げると、服飾、マナー、国ごとの国情、地理的な情報ですかね。特に主人公エルが、戦乙女から一人の女性として転生(と表現してよいかは疑問ですが)していく過程が丁寧だと感じました。

    特に、エルが新しく着せられた衣服の描写の部分がしっかりと資料を持ち寄って書かれたのかな、と感じました。彼女の衣装は具体的に現実欧州ではいつ頃のものを参考にしているのでしょうか? ちょっと、個人的に興味が湧いたものですから。もし、お時間がありましたら答えていただけると嬉しいです。

    ただ一つ。このエピソードを読んでいる際に違和感を感じた箇所がありました。

    ユリウス王が「アウレアは、俺が王になってから一度も戦争を仕掛けたことはない」と告げられたエルが「え? 一度も……?」と答える場面がありましたが、物語の開始時点では、エルは戦乙女で戦争の道具として扱われてきた過去があるわけですよね。

    そうなると、(かつては)エルの「敵国だったアウレア王国のユリウス王が攻めてこないのを知らない」というのは少し不自然、かなと感じました。彼女の親族が、エルを忌み嫌っていたという描写があったにしても、彼らからまったく知らされないというのも考えにくいので……。

    もしかしたら、私の読み違えがあるかもしれません。その時は遠慮せずお伝えください。

    では、失礼します。

    作者からの返信

    わたしには勿体無いお言葉ばかりで……嬉しいです、ありがとうございます。

    エルの衣装については、(幅広いですが)中世〜近代のヨーロッパあたりを意識はしているものの、基本はRPGで出てくるような「オシャレだけど動きやすい」ワンピースをイメージしています。
    このような回答で申し訳ないです。

    ご指摘ありがとうございます。
    こちらは今回のコンテストのテーマが溺愛であること、また文字数の制限があり省いてしまっているのですが、
    ・ユリウスは王になってまだ数年
    ・ユリウスが王になってからは「わざわざ戦争を仕掛ける必要性を感じない」というスタンスから、相手から仕掛けられているものばかりとなっている
    ・これまでのアウレアのイメージが世界に強く残り続けている+仕掛けてきた国を徹底的に潰す・国を護るために軍事力を強化しているため中々そのイメージの払拭ができていない
    ・エルは戦争の指示は受けるものの、ほぼ末端に近いので会話というのは「命令」のみで、そのため兵士達の間で聞く噂程度しか耳にはしない
    という設定がありました。

    長編化する機会があれば、ご指摘いただいた部分を描写できればと思っています。

    応援コメントありがとうございました!!