固定観念
君は頭のいい人に惚れるんだね。
なら、君が好きな人は頭が良くないと。どこかにふと現れる知的さを求めて勉強に勤しむ。ただどうにも上手く進まない。なぜなのだろう、君が好きなことは事実なのになぜペンが進まないのだろう。好きな人の理想像になることこそが生きがいと言ってもいいはずなのに。
やりたい心とは裏腹に、なぜか体は勉強を拒絶してくる。それは紛れもなく『学生は勉強を嫌う』という固定概念に囚われているから。その思い込みが無くなれば、もう少し勉強というものを楽しめていた気がするのだ。
先生も、他の人も、人間は皆勉強が嫌いだと思い込んでいる。しかし果たして実際はそうなのだろうか。人によりけりだが、好きな学問は必ずあると思っている。しかし、学校で習う主要五教科を中心に学ぶことは興味関心を掻き立てることではなく、ただ義務的にやるものだといわれているようでならないのである。
実際にその錯覚に陥ってしまっているのか、はたまた本当に勉強が嫌いなのか、今は分からない。でも結局は興味関心うんぬんと言っているがやはりやらないと楽に生きていけない。そのため勉強に義務的な目的があると思ってしまうのだろう。
「勉強しないと」ではなく「勉強したい!」と思える日が毎日来ればいいのに。
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