第14話 神々の発表
あのバカの事件から暫くたち、今日は12月31日、大晦日の日だ。
あ、あいつらは1年生だったらしく、学校からも親からも大目玉食らって萎れてたらしい。あと明里が裏で何かやってたのは知ってるけど何してたんだろ?まぁこっちに不利益にはならないようにするだろうし好きにさせている。
話題休閑。
今は渋谷近くのタワマンの家で年越しそばを食べて寝る準備をし、2人でソファーに座ってテレビを付けて年越しを待ってるところだ。
「もう年越しかー1年は速いなぁ...」
「ん、1年は長いけど短い」
「だなぁー」
私が思い出に耽ていると、明里も色々と思い出しているのか少し微笑みながら矛盾したことを言ってそうだよなぁと思った。
『いやーもう今年が終わってしまいますね、新年まであと5分です!』
テレビの向こうでは除夜の鐘が映らせており、ナレーターの人がカウントダウンをしながら話していた。
「今年もあと5分かぁ」
私がそんなことを呟けば明里がこっちに視線を向けながら、
「新年も一緒にいようねにぃ(絶対に離さないから)」
と、明るく言った。
...一瞬寒気がしたような気がするが勘違いだろう。
「勿論、明里こそ離れるなよ?」
「私が離れるわけない」
「ははっ、そりゃそうか」
「ふふん」
そんな話をしていたらもうテレビでは秒読みを始めていた。
『8!』
『7!』
『6!』
『5!』
『4!』
『3!』
『2!』
『1!』
『0!』『ゴーン、ゴーン・・・』
「「新年あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」」
除夜の鐘が鳴ると同時に新年を迎え、2人揃って新年の挨拶をした。その後それぞれのスマホのメールで挨拶をしたり返したりして、今日もまた添い寝しながら就寝した。
...
.......
................
...そして、
神々が降臨した。
日本には首都東京皇居上空約400mのところに光り輝き姿が朧気な神がその圧倒的な存在感と共に降臨していた。
『...日、いずる国の民よ。今日は神々で話し合った決定を伝達する...』
『...この世界はあと4年で他2つの世界と衝突し消滅する。回避は我々神々をもってしても困難だ...』
『...しかし、他世界の神が合併を提案してきた。我々は話し合いの末にそれに乗り、3つの衝突仕掛けている世界を合併し1つとして扱うことを決定した...』
『...その時はおおよそ4年後にやってくる、良く備えておくがいい...』
『...幸運を』
神は殆ど抑揚のない声でそれだけ言うと消えていった。おそらくだが神界へと帰ったのだろう。
私と明里は神が降臨した瞬間にその存在感で目覚め、最低限準備をしてタワマン屋上からその話を聞いていた。敵ではないことは話し始めてからわかったので落ち着いて聞けた。
「...あの神が敵じゃなくて良かった、多分日本神話に出てくる神々の中の1柱だろ」
「...多分ね、ルミナは勝てそうだった?私は単独じゃ相当厳しい」
「いや、私も単独じゃ厳しい。アリスと一緒にやってワンチャンってくらいだろ。...ほんとに敵じゃなくて良かった」
「だね...別の大問題置いていったけど」
「世界の合併ねぇ...もしかして異界とダンジョンはその2つの世界のものがこっちに侵食してきたから出現してるのかもねぇ」
「それが一番有り得そう、で、どうするの?」
「ん?...ああ、基本対応は国に任せる。呼ばれたら手伝うかな」
「わかった。じゃあ私もそうする」
そんな会話をしたあと変身をとき、部屋に戻ってをまた添い寝しながら寝た。
ねむかったの!
その後すぐに世界中が大混乱に陥った。
自殺、強盗、犯罪、株の暴落、倒産等々治安は大幅に世界各地で低下した。日本はだいたい2週間でなんとか回復させたが、世界的にこの混乱が収まったのは半年後のことだった。
その後は先進国が会議をして方針を決定し、他の国々を導きつつどんな状況でも対処できるように準備を進めることになった。
あのとき出現した神々は日本東京やアメリカワシントンD.C.を始めとした世界36ヶ所に出現し神託を授けていったそうな。また、全て違う神だろうとも言われている。
◇◇◇◇◇
遅れたァァァすいません!
毎日毎日書いてたら負担ひどいからきつい!ので、これからは週1とかそんな感じになると思います。サボったらごめんなさい。
以下関係ない話。(作者の近況)
最近のガチャ運が死にに死んでおりますタスケテ。
ブルアカでは天井近くまで
ニューラルクラウドでは天井までガチャを引いて交換する羽目に...(☆3すり抜け3回)
そしてアークナイツでは
なぜこんなに運が悪いのか.....
あ、そういえばなんですけど、ガチャで言う天井って交換可能とかピックアップ確定まで引いたことであってますか?
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