閑話 神々の世界


ここは地球の神々の世界。日本風に言うなら高天原だ。そこにある侘び寂びを重んじた日本庭園に、木造の大きなお屋敷が建っていた。


庭の入り口である鳥居から、1柱の神が入ってくる。その神は砂利道を通ってお屋敷に入り、中庭の縁側近くへ向かう。


そこには座って緑茶を飲んでいる、日本神話で登場する——神がいた。〜は正座をして話し始める。



「〜です。異世界の神からの伝言を言付かっております」


「そうか、内容は」


「はい。3つの世界の衝突回避が困難なことがほぼ確定してしまったため、やり方を回避から合併に切り替えないかという誘いでした」


「ふむ...それもありか、他の神々とも話をしなければな」



このあと、地球の神話級の神々が一同に集結し世界の合併を決めた。それを他2つの世界の最高神に共有し、3つの世界の合併が決定された。(地球には全世界の神々を纏める最高神はいないが、ほか2つの世界にはその全世界を纏める最高神がいる)


合併の日は準備期間やその星の生命に向けての伝達と混乱も予測して地球時間で5年後の三ヶ日と決定された。これにより、5年後には3つの世界が合併され更に大きな1つの世界となるだろう。


その時に発生する影響はどの程度になるか未知数ではあるが、暫くすれば落ち着くはずだ。神々はそう考えた。



この合併は後に第三次世界混乱期世界再構築期とよばれ、現在の経済や政治や常識が大きく崩れ、3世界すべて巻き込んで再構築される出来事となっている。



神々が決定を下し、世に伝えるまであと1年...



◇◇◇◇◇


補足。

〜さんも———神も誤字じゃないよ!


んーランキング中々上がらないなぁ...

(今の所500代上位から400代下位あたりをぐるぐるしてる)

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