第3話 WEB小説

WEB小説では先ず書きたいジャンルを選ぶ事が重要ですが、書籍化を目指している方はまた別の見方をしなければいけません。書きたいものを書いても書籍化されるとは限りません。どんなに面白くてもです。


でも、趣味やプロを目指している訳ではないけど、小説を書いてみたいと思う人なら、書きたいものを書くべきです。ただそれだと読まれないかもしれませんので、その覚悟はしておいて下さい。


前の話で書いた小説の基本ルールに従わないだけでも読まれない事があります。結構読者の方はそういう所を見て判断します。一話を読んでそれだと二話に行かないのです。一話が余程面白くなくてはね。その辺は物凄くシビアです。


ここからはカクヨムに限りませんがWEB小説で今現在良く読まれる作品について書いて行きます。


1 題名は長い方が読まれる

 

これは題名で小説の内容を読者に分らせる為です。ですが短い題名が全く読まれないかと言えば違います。短くても小説の内容が想像できれば問題ありません。それに最近は短い題名でも読まれるようになって来ています。


(注) 題名は途中で出来るだけ変更しない方が良いです。ユーザーフォローをしていても更新が通知されなくなります。


2 キャッチコピー


 キャッチコピーは非常に大切です。殆どの人が小説のあらすじを書きますが、中にはその小説の特徴だったり、こだわった部分を強調する事もあります。


カクヨムの場合は文字数に制限があるのであらすじは書けません。カクヨムの場合は紹介文であらすじを書くことになります。


3 タグ


タグも検索に掛かりやすいようにポピュラーなものにする方が掛かりやすいです。ですが絶対ではありません。


例 二枠に分けて、「剣」 「魔法」と入れるより、人枠に「剣と魔法」と入れる方が検索に掛かる率は上がりますし、タグの数に制限がある以上有効に使うべきです。

カクヨムだと8枠ですね。


「カクヨムオンリー」とタグに入れる意味。これはこの小説はカクヨムでしか読めませんという意味に成ります。私見ですが、これを入れる人は多くが読み専経験者だと思います。何故なら他サイトを跨いで読んでいるような人には効果があるからです。


しかし、人の心理というのは面白い物で、面倒な事を避ける事が多い。


私がWEB小説を読むようになったのは「なろう」でしたが、なろうとカクヨムの両方に掲載している方の場合、なろうにカクヨムの方が先行していると書かれていても読みに行くことはあまりなかったからです。面倒なんですよ。サイトを移るのが面倒なんです。PCでもそうなんですからスマホなんてもっとです。


併載のメリットは編集者の目に留まりやすい。書籍化される確率が上がるという事です。ですがPVの面で言えば分散されてしまうから伸びが悪くなります。


趣味やインセンティブを考えるなら「カクヨムオンリー」が正解です。

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