第15話 お礼とこれから

「はぁ……すみません支部長いますか?」


「はい、桜波さんですね。支部長室に案内させていただきます。」


「よろしくお願いします。」


僕は協会につき支部長室に案内してもらってる。

正直言ってとても憂鬱だ。ほんとになぜ呼ばれたのか心当たりが一切ない。


「失礼します。受け付けの佐山です。桜波さんを連れてきました。」


「あ、はい。わかったわ。桜波さん入ってきて。」


「……はい」


「とりあえず、そこのソファーに座ってね。」


「はい、ところで支部長、僕はなぜ呼ばれたんですか?」


「ああ、それは彼女がお礼をしたいと言ってたからよ。」


「彼女?」


彼女って誰のことだろう?


「はぁ、自分が助けた人も覚えてないのね……」


「助けた?……あっ!」


「思い出したのね。」


僕は佐渡さんの事だと気づいた。


「佐渡さん、来ていいわよ。」


「はい、支部長。」


すると奥の扉から佐渡さんがでてきてこちらに来た。


「桜波さん、昨日私と妹を助けてくれてありがとうございます。」


「妹?」


「はい、桜波さんから頂いた神薬エリクサーで妹の病気を治すことが出来ました。本当にありがとうございます。」


「どういたしまして。あと佐渡さん、昨日僕をここに案内してくれてありがとうございます。」


「案内ってそんな大したことしてないわよ……」


「でも、僕は助かりました。」


「どういたしまして。」


僕たちの話が終わると……


「2人共、話は終わったかな?」


「「はい」」


「では、桜波くん少し待っててくれないか?」


「はい、わかりました。」


支部長がそう言って机の上から1枚のカードを持ってきた。


「昨日渡し忘れてた探索者カードだよ。」


そう言って名刺程度の大きさのカードをもらった。


「この探索者カードをダンジョン前にいる受け付けに渡したら入ることができるよ。」


「ありがとうございます。支部長。」


「はい、これで用事はおしまい!2人とも帰っていいよ。


「では、失礼します。」


僕は支部長室をでた。


「はぁ、疲れた……」


僕はそう呟きながら探索者協会を出ていった。


「そういえば、ここ以外の特殊型ダンジョンはどこにあるんだろう。」


僕は特殊型ダンジョンをスマホで調べた。


「へぇ、隣の市に神殿型の特殊型ダンジョンがあるんだ……明日行ってみるか。」


――――――――――――――――――――――――

こんにちは、うぱーのんNEØです。

誠に申し訳ございませんが少し休載させていただきます。

理由は、

次の章の内容が予定していたものと違うため最初から考え直さないといけない。

ためです。

誠に申し訳ございませんが3ヶ月ほど休載させていただきます。

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