第11話 探索者協会へ

ダンジョンから僕が出てきてから五分くらい歩くと大きな建物が目に入った。その建物には大きな看板が着けられており〝探索者協会 特殊ダンジョン支部〟と言う文字が書いてあった。

僕は協会の入口にある自動ドアをくぐり、人のいない受付に進んだ。

僕が受付に着くと受付のお姉さんが僕に気づいたようで


「なにか受付に御用でしょうか?」


と質問された。僕は、


「すみませんこの書類をお願いします。」


といって受付のお姉さんに渡します。

受付のお姉さんは書類に目を通すと、


「私だと対処出来ないないようなので支部長室に向かいます。すみませんが着いてきてください。」


お姉さんはそう言うとロビーと受付の仕切りを外し僕を

受付内部に入れた。仕切りをお姉さんが直すと受付の奥にあるエレベーターに向かった。お姉さんは僕が後ろにいることを確認してからエレベーターに乗り5階のボタンを押した。


「今から支部長室に行くけどあまり緊張しなくてもいいわよ。支部長は優しい人だからね。」


「はい、わかりました。」


そう僕は返事しエレベーターが5階に着くのを待った。


エレベーターが5階につきドアが開くと目の前に木製の扉があった。お姉さんが扉をノックすると……


「失礼します。受付の川崎です。ダンジョン災害被害者を発見しましたので報告に来ました。」


川崎さんが報告してから、十秒後に


「はい、入ってきてください。」


と若い女性の声が聞こえた。


「失礼します。」


川崎さんは扉を開けて、僕は部屋に入ってから手前側にある高級そうなソファーに座らされた。そして見た目が20歳くらいに見えるお姉さんが僕の前にあるソファーに座り僕に話しかけてきた。


「書類のダンジョン災害被害者は、あなたのことですか?」


そう質問され僕は、正直に


「はい、そうです。」


と答えた。そうすると20歳くらいのお姉さんが


「君は本当に災害の被害者みたいだね。」


といった。そして僕が


「すみません、本当の被害者ってなんですか?それとなぜ本当の被害者ってわかったんですか?」


お姉さんは忌々しそうに


「ダンジョン災害の被害者の振りをして金を不正に受け取ろうとするヤツらがいるんだよ……」


「そういう人がいるんですね……」


「ああ、すまない、自己紹介が送れた。

ここの支部長の神崎 奏夏という。よろしくね。」


「僕の名前は桜波 吹雪です。よろしくお願いします。」


と自己紹介をした。


「まぁ、事情聴取と言っても私が君に質問をして答えて貰うだけだからね。あとさっきのなぜ本当の被害者か分かったのかは、私のスキルとだけ言っておこうか」


神崎支部長は、そういうと横に置いてたお茶を飲んだ。


_____________________

こんばんはうぱーのんNEØです。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

投稿ペースは遅いままですがこれからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

学校やだ、、、_:( _ ́ཫ`):_バタッ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る