1幕〜(本編)

1話目

※アナザーワールド?的な感じなので科学発展がめちゃ早いです

 それだけー




土曜日の二時頃、RUMA社が制作したVRMMO型RPG、〖 As vast starry 〗がサービス開始される。

RUMA社が今まで制作してきたゲームは、VRとかけ離れた物だった。周りではVR型のゲームを発売し、世界の中でも最上位を取るほど人気が出ていた。

そこでRUMA社は、VR型ゲームの制作を開始していった。

世間からは『やっとか…』や、『ついに…』の様な声が挙がった。そのような事があり、制作に掛かった年月は約三年と少し、

ようやく完成したと、Freetubuのコミュニティにて報告された。

また世間は騒がしくなり、以前よりも声が多くなった。

少し五月蝿すぎたようだけど。

そして昨日、突如始まった配信。皆はちっとも驚いてなかった。

昔からそんな事は良くあったからだ。

配信が終わった後、ニュースにも取り上げられていた。

掲示板等でも騒がしかったらしい。


……………

…………

………


そんな感じで前日の金曜日の朝。今日も学校のみんなはそんな

話題で盛り上がるんだろうなーと思いながら登校していた。


「薙ー!おっはよー!」


後ろから元気な声で走って来たこの子は蘭堂莉沙らんどうりさ。星藍高校に今年から通っている元気な女の子。中学校では色んな人から告白される位美人。ゲーム好きで、課題は疎かになりがち…

それで、薙と呼ばれているのが私、遊薙龍牙ゆうなぎりゅうが

どこにでも居そうな男子高校生。幼馴染の莉沙と同じ高校に通っている。

男子ではあるが、大体の人に女子と勘違いされることもあり、中学校では女子と間違われて告白されることもあった。莉沙と周りからよく『ママじゃん』と言われる。そのせいで1人称が僕とかでなく私になっている。(莉沙語り)


「おはよう、莉沙。今日も元気だね」

「うん!めっちゃ元気!薙は?」

「元気だよ。それと今日先生から課題出されてたけどちゃんとやってきた?」

「もーやってきてるよ!」

「ほんとに?いつも新しいゲームが出る度にワクワクして、課題とか疎かにするから…」

「うっ、それはそうだけど…今回はしっかりやらないと、ママに怒られてゲーム没収される…」

「自業自得すぎるね、そろそろちゃんとやったら?」

「やだよ〜ゲームのやる時間が減っちゃうよ〜」

「そのグダってる時間が勿体無いと思うよ?」

「頑張るもん、でも面倒くさいよ〜」

「手伝ってあげれるから頑張ろうねー」

「うぅ、はーい…」


と、こんな他愛の無い話をしている間に、学校に着いた。

周りは朝からAVSの話ばかり、みんな課題忘れていないかなと思いながらも教室に入る。


「みんなおはよう。ゲームに夢中になるのもいいけど、昨日出された課題忘れてない?」

「おはようさん。流石にやって来とるで〜」

「おはよう遊薙さん。ちゃんとやって来てますよ」

「よかった〜、もし忘れてたら課題増やされてたかもしれないからね」

「「「…………」」」

「黙ってる奴おるけどもしかして忘れたん?」

「「「アァァァァァァァァァァァァァァ!」」」

「色々とオモロイなこいつらw」

「まぁまぁ、そこら辺でもうやめよう?もうそろそろ始まるよ?」

「おっと、もう時間か。ほなまたなー」

「うん、またね」


きーーんこーーんかーーんこーーん…



「遅れ過ぎじゃないか?遅すぎてAVSの話してるし」

「15分経つけど来ないからね、きっと会議が長引いてるだけだと思うよ」

「そうかな • • そうかも…」


ドタタタタタタタタタタタタ

ガr バーーン!


「「「?!」」」

「いやぁすまんすまん。会議が長引いた!始めるぞ!」


((((((開けるの強くない?…))))))


「遊薙、号令頼む!それt―――――」



あの後すごい勢いで授業が進んでった…

―――――――――――――――――


そんな訳でお昼まで(✂︎`•ω•)✂︎バッサリカット!



「ふぃー、朝から飛ばし過ぎだよあの先生は…」

「ほんとそうだよ。理解するのも難しいってのに…って、なんで薙はそんな平気そうにしてるんだよ?!周りはぐでーってしてるのに…」

「うーん、いつもと比べたらまだマシな方?なのかも」

「どういう事だ?」

「いつも騒いどる奴らに比べたら全然マシ!ちゅう事やろ?」

「それはあんまり無いかな〜」

「まじかいな?!」

「うん、いつも予習復習してるし、内容が分かりやすいところだったってのもあるから、そんな感じ?」

「ほえー、そんな感じなんか。てかあんたらが勉強怠ってるんちゃいますかね〜?」

「「イヤ?違うヨ?」」

「…ま、ええわ。さっさと食堂行くでー」


昼ご飯を食べるために食堂に行く。食堂は有料だが、美味しいと言われる。

そのため種類が結構多く、活用しない人はあまり居ないのだとか。


「あんたら何食べる?ワイは唐揚げ定食頼むんやけど」

「…今日は日替わり定食にしようかな」

「俺も唐揚げで!」

「日替わりでお願い」

「おk…食堂のおばちゃーん!唐揚げ定食と日替わり定食2つずつ!」

「はいよー!唐揚げと日替わり2つずつね!」

「…で、薙さんはいつもどーりお弁当なんですね」


その一部はお弁当を持参する人だ。


「いいよなー弁当って。親に作って貰ってるのか?」

「ううん、自分で作ってるよ?」

「なん • • だと?…」

「まさか私が女子力で負けるとは…」

「あはは…」

「はい、唐揚げと日替わりの定食2つずつ。みんなしっかり食べやー」

「「「「はーい(あいよー)」」」」

「揃ったし食うか!それじゃ!」

「「「「「いただきます!」」」」」


………………………

食べ終わって………


「ごちそうさーん、周りのみんなも途中からAVSの話ばっかしとったな」

「「「「「「たのしみ過ぎるからね!」」」」」」

「みんな元気があっていいねー」

「のんき過ぎでしょ…まぁ、そこが薙って所なんだけどね」

「みんなはAVSやるって言ってるけど、薙さんはやるんですか?」


「「「やるのか?やらないのか?どっちなんだい!」」」


「私?やると思うよ?莉沙が誘ってきてたのもあるからね」


「「「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」」」


「うるさっwそれと薙は誘われでもしない限りやらないでしょ?」

「うん。今まで誘われてするゲームだけだったから」

「ゲーム内で会えるかもしれないな?」

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」

「このおたk…」「これは知らなくていいこと。わかった?」

「…はい」

「と、そろそろ時間だから席着こー」

「「「ういっす」」」

「…ww…揃わんでええw からwww」


どたどたどたどた

がしゃーん!


「みんなすまん!朝言い忘れてた!明日から夏休みだからな!」


……

「「「「「「「「「なんだってぇぇぇ!」」」」」」」」」


「ここじゃいつ休みか事前に教えてくれないからな!がっはっは!」


((((((なんでそんな風にしたんだよ…))))))


「じゃ、授業始めるぞーwww」



―――――――――――――――

授業終わり!帰る準備中!


………

「おわったぁ〜…早くゲームしたいよ〜」

「お疲れ様、莉沙。じゃあ家に早く帰ろうね」

「うん!薙ママぁ!」

「「「ブフォwww」」」

「莉沙が早く帰りたいようなので、みなさんさようなら〜」

「「「「「「さよーならー!」」」」」」


その時のみんなの内心

((((((うん、まんまママだな))))))



―――――――――――――――


下校中!帰り道!



「明日一緒にやろうね〜」

「うん」

「楽しみだね〜」

「そうだね〜」

「ゲームやりたいけど眠いー」

「じゃあ寝ようね〜」

「は〜い…」


…………

朝とは全く違うような、ほんわかした雰囲気になっており、ご近所さん達からは『子供と母親のやり取り』『かわいい(圧)』『いやされるわぁ』などと、癒やされ空間になっているのであった。

その会話内容が莉沙が薙に、明日から使うゲームの機材の使い方とかを、教えてあげているだけのお話なのだった……






どもども。毎度遅くてすみませんね。

♡、☆つけて下さりほんとにありがとです。

絶対遅くなる気が200%するので気長に待ってて下さい((´。・ω・)´。_ _))

それと薙は男の娘?(ママ)のようなものですので、そこは、ハイ。

今の所他はないのでそれじゃ!

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