第44話 4層
4層
そこには3体しかいなかった。
棍棒を持ってる鬼、傘を持っている鬼、目玉だけが浮いている奴の3体だ。
探目を使うと、酒吞童子、茨木童子、ゲイズだった。
ゲイズが目玉に上の矢印を映し出したと同時に体が上に行った。
右、左、下、斜めもあった。地面にたたきつけられるし、海文のほうにやると、長い爪で刺されるし、こいつ強い。
「あそこに小屋がある。逃げ込もう。」
「うん。龍粋脚」
鬼を遠ざけてくれた。急いで駆け込んだ。
入ると、思ったよりも広かった。
そこに鬼が入ってきた。ただ、なぜか扉が上になり、上から入ってきた。
釈迦蘆が手をたたくと、部屋の重力が変わり、転ぶし、やられるし、どうすりいいんだ。
「闘戦」
俺のみぞおちあたりに殴った。全身に刺激が走る。
「キシャ...キシャシャシャ」
ゲイズの目には8ほうこうのやじるしがあった。
内臓がはち切れそうだった。
「ギシャァァァ」
真っ黒い黒影が降ってきたのとともにゲイズが真っ二つに斬られた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます