鬼ダンジョン

第42話 ソラフィ


「……ん、んー。…⁉ソ、ソラフィ!?」

「お久しぶりです。イクスさん。」

「あ、嚙んでない。」

「よくぞお気付きになった。そのとおり、わたしは練習し、ついには、かまなくなったのでしゅ。…あ~かんじゃった...」しゅん...

「あはは...それで、何でいるんだ?」

「えっと、黒髪で黄色と黒の髪飾りをしている男子がこの町で倒れてるってきいて、多分イクスさんかなと思い来たのです。」

「…他にも理由があるんじゃないのか?」

「……それなんですけど、ここにあるダンジョンにお母さんが入ってったきり出てこないから、探索しようと思って。」

「それ、俺らも行っていいか?」

「え?」

「だってお母さん行って帰ってこなかったんだろ?だったら、何かあったら俺が助けるよ。」

「それじゃあ私たちも連れてってよね。」


リンが言った。


「じゃ、じゃあ、みんなでがんばろう。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る