第41話 反動
「.........ク...シー...」
「本で...読んだことが...あります...」
「伝説のレイが...龍神への道の途中でなった姿...」
マリーが話し始めた。
「分かった。もうしゃべるな。傷口が開くぞ。」
「さてと。デビルチェーン。」
「……!!」
(なんだこれ。身動きが取れない。なんだゆっくりとこっちにあいつが近づいてくる。手を出す相手を間違えた。……でも絶対死なない。σの名は落ちるが、死なないことに比べりゃましだ。)
「龍氷拳地面叩波動」
ゆっくりと心臓に手をかざした。すぐさま凍り、殴り、粉々にした。
「あとは核だけ。龍砕岩巻斬!!」
核があっという間に壊された。
足がふらふらする。リンは?リタは?マリーは?よかった。骨がなくなってるし、生存反応もある。よか...った......
俺はその場に倒れこみ、気絶してしまった。あまりにも反動が大きかったのだろう。いつか使いこなしたい。
「おい!誰か人が倒れてるぞ。」
「こっちは女の身体に穴が開いているぞ!!…ん?回復...してる?」
「とりあえず近くのギルドに運ぶぞ。」
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