第37話 特訓

「っで、情報を吐いてもらおうか。」

「もちろん。俺らχは、アルファベットでランク付けているんだ。AはZよりも弱く、Zが最強だ。」

「ZはMr.Zと呼ばれていて、とても強いらしい。YXWVの4人以外はMr.Zが誰か知らない。3きょうを封じ込めたレイと同等だって噂だぜ。あいつ、悪魔と契約してるみたいだし、

………ところで、シグマは、Yだ。」

「そうか。ありがとう。」

「じゃあこれから特訓しよう。まずh…」

「まずは基礎体力です!」


リタが仕切ってきた。


「あそこに見える山まで全力ダッシュです。」


おいおい山まで50㎞はあるぞ。そうだ、風神なら一瞬だけど…


「ご主人様。能力は禁止ですよ。」


「ああ...わかっ…た...。」


クッソ......


「遅いですよ。ご主人様。」


速すぎる。



「ハァ...ハァ」


なんとか山についた。このスパルタめ!


「次は見切りです。あなたたちが私に刀を振るってください。私が反撃するのでよけてください。」


「………わかった」


「ぐぁ、うっ、う゛あああ」


このあともスパルタが続いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る