第30話 新たな龍

俺は1か月近くこの練習をぶっ通しでやっているため、結構できるようになった。

「できるようになったのは、全基本属性操れるようになったことくらいだな。」

今俺が使っているのは、雷と風と闇らしい。

雷は炎から生まれたし、

風も水から生まれたし、

雷と炎の融合で地が生まれる

2つの神石で地と無を持てる

合計6つの基本属性が出来た。

って言ってもさ、1か月間、リタが鞭もってめっちゃ攻撃してくるもん。人間でいう、擦り傷くらい治らなかったし、めっちゃ血まみれで、走馬灯見たぞ走馬灯。


「お疲れさまでした。主様。リタさんのほうの応用術終りましたよ。それでは気分転

換がてら散歩に行きましょう。どこ行きましょうかね~。」


~30分後~

「いや~人多いですね。主様」

「そうだなリタ。」


…………………!!


リタの足が急に止まった。


「どうしたリタ。」

「主様、あれ。」


「あれ、龍の紋様の子です。」

「えっ4人目!?」


なんと4人目がいるというのだ。リタが指さしたのは、右手に包帯を巻いた、父親らしきものと一緒にいる娘だった。


「まって、あの一緒にいる人、顔に第二紋様が付いてる。あの紋様は、σ(宇宙壊滅隊)‼」

でも、娘のほうにはついてない。誘拐か?

もしそうなら助けなきゃだけど、、、

σはめっちゃ強いらしいし、勝てるかな。


「おい!何見てんだゴラ!!」


向うから話しかけてきた。


第二紋様:普通、龍、獅子のような文様を第一紋様といい、額、腕にある。アルファ帝国、宇宙防衛軍、宇宙防衛隊、宇宙壊滅軍、宇宙壊滅隊、狂龍、六音神、専属神などという称号もちは、α、β、ψ、σ、Φ、π、ω、γというマークが、左腕や、額に、追加で現れる。今回は、σだった。

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