第27話 無

俺がしばらく地鬼と話していったら、その近くの地面が円く割れ、地面が落ちた。俺がのぞくと、吸い込まれるようにみんな落ちた。


「やっぱり...俺は無能だ。」


声が聞こえてくる。


「完全に操れられなかった。弱点も知られた。」

「俺は無能なんだ。」

「何言ってんだ無音。(火音)」

「そうだよ。操ることが出来るだけで凄いじゃん。(イクス)」

「どっちにしろ個性ねぇんだよ!!」

「あああ!雲天神!!」


無音の右腕に雲が巻きついた。そして、俺に腹パンした。


「……!!」

「気を付けて。無音は能力持ちで、雲支配と音支配です。」


能力しかも二つ!?


「ほら。個性あるじゃん。」

「だまれ。firemelody。」

「真・風神」


おれはライオン型の炎をよけた。


「Aquamelody。」

「ドクロチェーン。」


空中で水魔法をチェーンを天井にひっかけ、ターザンのようによけた。


「あーもう。electricmelody。」

「デビルチェーン。」


俺は雷をチェーンで防いだ。


「個性ねーんだよ、俺は。Leafmelody。」

「あっぶね。」


俺は風神を使って葉っぱをガードした。

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