第26話 無音前座

 「(ドラゴン)倒したのか。やるじゃないか。はぁ‼(地鬼)」


俺の腹に大きな尖った岩が突き刺さった。

腹から血が出た。


「グガァ」(血を吐きながら)

「雷神帝 血鎌」


首を岩で護られた。


「飛血鎌」


応用技だ。リタが教えてくれた技だ。俺はあえて前を狙った。


「地龍帝究極神」

「ああ!!」


ダメだったか。


俺はずっと殴り合った。血の重力をまとった重い一撃と龍粋拳、龍粋脚で攻めた。


「重力拳」

「龍粋拳 龍粋脚」

「重力拳」

「龍粋拳 龍粋脚」

「重力拳」

「龍粋拳 龍粋脚」

「重力拳」

「龍粋拳 龍粋脚」

「重力拳」


『埒が明かん。変われ。』

「コピー 重力拳、融合 重力拳 龍粋拳 及 龍地拳

コピー地龍究極神、融合、龍地拳 及 極限地玄龍究極拳  呪縛」

「あっ…」

「縛爆幕解」

「ガ」


首輪が半分に折れた。


「ありがとう。」

「恥ずかしながら折り入ってお願いがある。」

「もろもろのことは炎鬼から聞いているだろう。無音は凄いんだ。強いし、優しいし、それに…ああ…とにかく無音に、自信をつけてもらいたいんだ。その手伝いをしてくれ。」

「わかった。頑張ってみる。」


ここからが本番だ

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