第21話 真実
「操られてたんだな。」
「え?何で分かったんだ?」
炎鬼が驚いた顔つきでこちらを見つめている
「勘。っで、誰が操ったの?」
「リーダーの無音ってやつだ...。えっと、俺らは音の力を使うんです。俺は、情熱の炎の音とか6人兄弟なんだけど、音神家の規則で、水晶が赤なら影縫、青なら陰縫、黄色なら蔭縫、緑なら翳縫、茶なら景縫と苗字がなり、旅立ついうきまりがあって、末っ子が白だったんだ。だから個性がないということで、赤の個性を持たせるために影縫になったんだ。それで、病んだ無音が首輪を発明し、お前らみたいなのを寄り付かせないようにな。」
大体わかった。個性のないと思ってる無音ってやつが病んで5人を操ってるってことか...
「じゃあ無音ってどこに行くかわかる?」
「分かるんだけど...」
「?」
「俺を含め無音以外の5人を倒す又は首輪を斬らなきゃたどり着かないんだよ。」
じゃあ急がなきゃじゃん
「じゃあ速めに二人目に行こう!」
「おう。二人目は水鬼だ。清瀧湖にいる。」
「…うん!転移魔法発動」
「近づかないでくれ。殺しちゃうぞ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます