第14話 堕天使と悪魔

俺は背後から殴られそうになったがよけた。


「ふ~ん。よけたんだ。それ。」


黒いビームが俺に当たった。


「なんだ。つまんない。」


リリアはいなくなろうとした。


「まだ...生きてるぞ...」

「…………へぇ、やるじゃん」


俺は後ろに魔法を発動し、その威力で間合いを詰めた。


「風神」


リリアは後ろに飛ばされた。やっぱり、攻撃が空振り、隙があった。


「雷神」


当たった。手ごたえありだ。


「へぇ、ここまで追い詰めたのは、500年前だな。」

「何でそんなに生きてるんだ?」

「そりゃ、元エルフ族の堕天使だからね。1000年はたやすいな。」


いいなぁー



「総喰牙」


俺の魔力が吸い取られていく。


「重力凌駕」


身体が……立て…ない…


「堕空喰」


俺はリリアが出した、バカでかい魔獣に喰われそうになった


「龍粋拳。イクス、主なんだからしっかりして!」


リンが割り込んできた。


「龍粋拳、龍粋脚」


リリアが倒された。


「ありがとう...」


いやーリリアが堕天使なら、リンは悪魔だな。

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