雰囲気を楽しむ作品。主人公が記憶喪失だから、ふわっとしか伝わらない世界観や自身を取り巻く状況をゆっくりと染み出すように理解していく物語。それらをじわじわと紐解いていくもどかしさが心地良く思えない方には合わないと思います。こういうテイストを丁寧に描ける人は意外に多くないと思う。26話で一旦終了との事ですが再開の含みを持たせたコメントを作者さんが出されているので、期待してお待ちしております。