うちのヤングマン知りませんか

忘却のヤングマン

※今回のヤングマンはマンガオタ話なので、マンガに興味のない方はスルーをオススメします!

　最近の水曜・木曜のムスコとの話題は決まっている。

　内容はジャンプ+（ジャンプラ）という集英社ウェブコミック配信サイトで連載中の漫画『忘却バッテリー』である。

　ちなみに家族全員ジャンプラを読んでいる。

　私はデジタル弱者なので、ウェブコミックが紙媒体と同じようにアニメ化されたことに驚いたが、ムスコが言うには今は『喧嘩独学』など普通らしい。

　内容は野球漫画だが、野球に素人の女性漫画家が書いているので、野球の試合と練習、学校生活と放課後、家庭での各メンバーのバランスがとれていてギャグもあり飽きさせない。

『カイジ』や『ドラゴンボール』など他紙の漫画を普通にパロっているのもウェブコミックの強み。ファンの読者は嬉しい限りだ。

　話のテンポも良く、子供たちを消費し尽くす甲子園野球、それを美化する大人への問題提起も感じられる。（甲子園球児製造業は非人道的だと私は密かに思っている）

　ムスコも私も野球に全然興味ないのに夢中である。運動は見るよりするのが好きな一家だ。オリンピックも全く見ない、そんな海野家一押しのコンテンツだ。

　水曜にはアニメ、木曜はウェブコミックを見て熱く感想を交わす。

　今日はウェブコミックの配信日だ。記憶を喪失したキャッチャーが打ちあがった球をとって試合終了になる時の表情がエモかっただの、あの試合の終盤の盛り上がりを１話でスパッと終わらせるカッコいい展開がいいと持ち切りだった。

　ちなみにムスコは瞬足の千早、私は宮野真守が声優担当している要圭が推しだ。

　多分、いや絶対はたから見たらバカみたいな親子確定だが、この興奮が生きる力の一部になるんだなぁ（みつお）、と思う今日この頃である。

　そしてムスコは明日も期末試験だ。頑張れ、オトコのコ！