2人だけの生活
男「おはよう。いい子にしてたかな?今日のご飯は君の大好きなオムライスだよ。」
女「あっ、美味しそう!ありがとう。いただきます。」
男「何、自分で食べようとしてるの?なんの為に僕がいると思ってるの?もちろん食べさせてあげるに決まってるじゃん。勝手に食べたらご飯あげないよ。」
女「えっ、…あのオムライス食べたいです。それください。」
男「ください?」
女「あ、𓏸𓏸に食べさせて欲しいです。」
男「はい、アーン!」
女「…アーン。」
男「これから毎日こうやって食べさせてあげるからね。この部屋から逃げちゃだめだよ?逃げたらこれ以上の事が待ってるからね。まぁ、されたいなら別だけど…。」
女「ごめんなさい。ちゃんと言うこと聞くからだから外に出して。」
男「ダメだよ。外はとても危ないんだよ。𓏸𓏸に変な虫がつかないようにしないと。その為にはね、いつも一緒にいればいいと思ってたんだ。でも気づいてちゃったんだ。それだけじゃあ心配なんだ。」
女「どうして?私ずっと外出てない…。ずっと𓏸𓏸とあれから一緒いたじゃない。」
男「でも人気だし、君はきっと彼の事忘れてないでしょ?不安なんだ。いつかどこか行ってしまうんじゃないかと。」
女「そんなの言われたら証明できないよ。彼と別れて1年だよ?私その間ずっと𓏸𓏸の傍にいたじゃない。信じてよ!」
男「それでもだよ。それにひとつ証明出来る方法はあるよ?それはね…、この部屋で僕と一生一緒に居ればいいんだよ。楽しみだね、君と僕の2人だけの生活。」
女「狂ってるよ…。」
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