【完結】港町事件簿 特別編 グルメ殺人事件簿 ①

第14話 レシピ: 鴨のコンフィ

#### 材料

- 鴨のもも肉: 2本

- 塩: 20g

- 黒胡椒: 小さじ1

- にんにく: 2片（薄切り）

- タイム: 小さじ1（乾燥）または数枝（新鮮）

- ローズマリー: 小さじ1（乾燥）または数枝（新鮮）

- ベイリーフ: 2枚

- 鴨脂: 500g（もしくはオリーブオイルやラードで代用可能）

#### 作り方

1. **下準備**:

- 鴨のもも肉に塩と黒胡椒をしっかりとすり込む。

- 薄切りにしたにんにく、タイム、ローズマリー、ベイリーフと一緒に大きなボウルに入れ、ラップをして冷蔵庫で一晩寝かせる。これにより鴨肉が風味を吸収し、しっとりと仕上がる。

2. **調理前準備**:

- 翌日、鴨のもも肉を冷蔵庫から取り出し、余分な塩とハーブを拭き取る。

3. **低温調理**:

- 鍋に鴨脂を入れて低温で加熱し、鴨のもも肉を脂に完全に浸るように配置する。脂が足りない場合は、オリーブオイルやラードで補う。

- 鍋を弱火にかけ、脂の温度を80℃前後に保ちながら、鴨肉を2～3時間じっくりと煮る。この時、脂が沸騰しないように注意すること。

4. **保存**:

- 鴨肉が柔らかくなったら、鍋から取り出し、清潔なガラス容器に移す。鴨脂を肉が完全に覆うように注ぎ、蓋をして冷蔵庫で保存する。これで数週間は保存可能。

5. **仕上げ**:

- 食べる前に鴨肉を冷蔵庫から取り出し、余分な脂を拭き取る。

- フライパンを中火にかけ、鴨肉の皮を下にして焼き色がつくまで焼く。皮がパリッとしたら裏返し、さらに数分焼く。

6. **サーブ**:

- 焼き上がった鴨のコンフィを温かいうちにお皿に盛り付け、好みの付け合わせと一緒に提供する。例えば、ポテトやグリーンサラダ、赤ワインソースなどがよく合う。

以上が「ル・グラン・シュバリエ」特製の鴨のコンフィのレシピです。香ばしい皮としっとりとした肉質が絶妙な一品を、ぜひご家庭でお楽しみください。