第二章 サナリアの真の統治者 フュン・メイダルフィア

第158話 最底辺のこの地から這い上がれ! 僕の愛するサナリアの民よ!!!

 帝国歴520年 6月5日。

 辺境伯フュン・メイダルフィアは、故郷であり自分の領地となったサナリアへと戻ってきていた。

 王都に入る直前で深呼吸していると、隣から声が聞こえる。

 

 「殿下。この景色、久しぶりですな」

 

 賊はいないだろうサナリアであっても、警戒を忘れずにいるゼファー。

 組み立て式の槍をチェックしながら言った。


 「ええ。そうなんですけどね。なんかだいぶ治安とかが安定してますよね。なんか活気がありますよね? これはどういう事でしょうか」

 

 外から見ても分かる。

 メインの通りの人の歩き方だけで、この元王都に住む人たちに力強さが戻っているように感じる。

 ほんの数か月前までは、皆の歩く姿は下を向き、顔からは絶望の二文字が浮かび上がっていたのだ。

 なのに今の民たちは、表情が明るい。

 パッと太陽の光に照らされているように輝いて見える。


 「変ですね。あの戦いから一か月とかしか経っていないのに……」


 二人が王宮に戻ると。


 「領主様が帰って来たぞ。フュン様だ」


 門番の声を皮切りに、一気に人が殺到する。

 

 「うわうわ。皆さん。お元気ですね。あははは」

 

 もみくちゃになる領主フュン。

 ここにいる人々も、以前の元気のない人々ではなくなっていた。

 皆の明るい笑顔がフュンを明るくする。


 「ごめんなさいね。一人一人と挨拶したいけど、こんなにたくさん来られると無理ですね。さすがに。あの・・・お仕事するので、皆さんまた会いましょう。通してください~」

 「「「はい! 領主様。どうぞ」」」


 皆が道を開けてくれたので、フュンはなんとかして中へと入っていけた。


 ◇


 王宮の会議室を開くと、幹部らがすでに着席していた。

 フュンの席の隣で、待っていたのがシガーとクリス。

 彼ら二人に促されて、フュンが席に座ると、右側にシガー。左側にクリスが立った。


 「あの・・・なんだか皆さん。ずいぶんと統率が取れているようなのですが・・」

 「当り前です。私たちの領主様がここに帰って来たのですよ。これくらいは出来て当り前です!」


 シガーが答えた。

 

 「そうですか・・・そして、何故お二人は立っているのでしょうか? 席に座ってくださいよ」

 「私はあくまでも代理なので、ここに立ちます」

 「え? じゃ、じゃあ。クリスは何故立っているのでしょう?」

 「私はまだ何でもない男なので、従者のような形でお願いします」

 「いやいや、僕の従者兼友達であるゼファーがあちらに座ってますから、あなたも座りましょう」

 「いいえ。ゼファー殿はこのサナリアでは将軍です。立場がありますから。私が同格はありえません」

 「そ、そうですか。はぁ」


 きっぱりと断ってきたクリスに戸惑うフュンであった。


 「ふぅ。では皆さん。お久しぶりです。お元気でしたか!」

 「「「領主様。お帰りなさい」」」


 全員が答えが返ってきてビックリする。

 本当に統率が取れているのだ。


 「……ええ、なんか話すのが逆に難しいですね。話しかけにくいというか。なんというか。まあ、いいでしょう。僕の質問から入りますか。あのぉ、都市の様子がですね。雰囲気良さそうなのはどうしてでしょう? 何かしましたか? シガーが何かしました?」

 「はい。クリスからの提案を聞き入れて、私が決断しました。フュン様の代理として実行しましたが、出過ぎた真似かもしれません。もし出過ぎていた場合。提案者のクリスよりも実行者の私を罰して頂きたい」

 「え? いやいや。罰するも何も。それで何をしたんですか?」


 フュンは素朴に聞いた。


 「クリスから説明させます」

 「わかりました。クリス。説明お願いします」


 体をクルッと回して、フュンはクリスに体を向けた。

 

 「では、失礼します。私からの提案は。都市の人々の閉塞感の打破であります。領主様の都市計画。こちらの下準備として解放。これがあると思いました」

 「ん?」

 「こちらの都市を解放し、新たな都市を生む。そして、新たな経済を作り上げるのですよね」

 「そうです」

 「それには、農業も。そして私の予想では、馬産地としても活動するのかと思いました」

 「ん!? なぜそれを!?!?」


 まだ言ってもない計画をクリスが言ってきた。


 「そのお顔ならば、フュン様ならやはりそうすると思いました」

  

 自分の考えの先を読む能力。

 この男はとんでもないほどの才があるのではとフュンはこの時思った。

 自分の評価がむしろ低すぎた。

 もっと高い評価にしなければいけないと思い始めたのだ。


 「それと。賊です。あの人々もこちらに編入させるのであれば、それはおそらく」

 「おそらく?」

 「職業を斡旋するのではないかと思ったのです。先ほど私が言った。農業。馬産地などの新たな仕事を生み出すことで、そこに集まってくれた人々を当てはめていくのではないかと言う事です」 

 「な!?」


 クリスが、自分の考えていた計画の半分程を丸々言い当てた。

 この男は慧眼を持っている。

 頭の中はどうなってるんだと思うフュンである。


 「なので、それをもう宣伝したのです」

 「はい?」 

 「我々の新たな領主フュン・メイダルフィアは。自身の名において、皆さんに新たな職を与えると。そこで新たな産業を生み出していき。新たなサナリアの経済を生み。皆さまに幸福と充実感を与えるとね。あらかじめ言葉にして言ってしまえば、後は皆にある不安が多少消えます。不安があると人々はお金を使わなくなります。物を買わなくなります。元々徴収が激しく財布の紐が堅くならざるを得なかった状態のサナリアでは、これからの経済が上がりません。なので、先に不安を消しておいて、経済を活性化させました。これだけである程度の効果があったので、これからは実際にこの事業展開をすればよいのです。経済を事実上で回せばいいのです」

 「は・・・はぁ」


 自分の想像を超える手を打ってきたクリス。

 信じられない作戦に、唸る事とため息しか出てこなかった。


 「もしかして、これでは駄目でしたか? 余計な手……でありましたでしょうか?」

 「いや。一番効果的な方法ですね。今、手を打てる中で最高の手だと思います。よく出来ましたねクリス。そしてよく判断しましたシガー。ありがとうございます」

 「いえ。ありがたきお言葉です。領主様」

 「私もです」


 褒められたシガーとクリスが頭を下げた。


 「なるほどですね。それで彼らの笑顔があるのですね・・・ふむふむ。なかなか良い手ですね。うんうん」


 人の気持ちに火をつけるやり方。

 経済活動や施策を起こす前の手段として、最高の手であるのは確かだ。

 これがたとえ上手くいかなくても、彼らの頭の中にはこれから大改革が待っているのだということが脳に刻み込まれることになる。

 これは二重の意味で効果的なのだ。


 「素晴らしい案の後に、申し訳ありませんが。僕のこれからを言いますね。皆さんには、ご迷惑をおかけしましたが。しばらく、僕はここにいますから。ここの舵取りは僕に任せてください。皆さんにお仕事をお任せすることがあると思いますが、よろしくお願いしますね」


 フュンがそう言うと皆が頷いた。


 「では、まずは本格的な会議はまだ始めません。全員が集まってからにします。ですがここで軽く人事とお仕事です。マルフェンさん」

 「なんでしょうか。フュン様」

 「あなたたちの半分くらいは内政の方に入ってください。僕の周りに執事さんはほぼ必要ないので、そちらの仕事を優先してほしいです」

 「わかりました。そのように手配します」

 「ええ。そして、マルフェンさんの負担を軽くするために、経済の大臣を外部から招致しました。それと技術の大臣もです。あとで紹介するのであなたの仕事は内部関係になります。ここの王宮跡地と新たな都市の僕の管理と雑務になりますので、よろしくお願いします。執事の延長のような仕事になります」

 「はい。その方が良いでしょう。スペシャリストを育成した方がいいでしょうから。執事の中でも若い者を。体力のある者たちを内政の方に回します」

 「ああ。なるほど。それはいいですね。お願いします」


 マルフェンが頷いた。


 「それであとは、フィアーナ」

 「おう」


 態度が前と変わらない。


 「やはりその方がいい。僕も楽です」


 皆の統率が取れすぎていて、フィアーナくらいの態度の方が逆に楽なのだ。

 フュンは軽く笑って対応していた。


 「ああ。まかせとけ。そういうのはあたしにな!」

 「ではフィアーナはそのまま狩人たちをお願いします。あなたを将軍に置きます。あなたとシガー。そしてゼファーを大将とします。よろしいですか」

 「ああ。わかった」

 「あなたは狩人部隊の隊長で大将格となります。シガーは近衛軍としての隊長です。ゼファーは遊撃部隊の隊長とします。三人の格は同格に置きますが、シガー。もしもの場合の総大将はあなたになります。よいですね」

 「もしもの場合・・・それはフュン様がいない場合ですね」

 「そうです。僕が不在の時はあなたが総大将です。お願いします」

 「わかりました。そのように動きます」

 「ええ。あとは、僕の理想が完成した時に全部お話ししたいので、まず僕がやるべきことをしないといけませんね」

 

 次に向けてフュンが立ち上がる。

 

 「クリス」

 「はい」

 「王都の中心地で演説します。明日の昼。人を集めてください」

 「わかりました。そのようにします」

 「ありがとうございます。それでは皆さん、いつも通りに働いてください。僕がいても気合い入れ過ぎないでくださいよ。いいですか。いつも通りでいいですからね」

 「「「はい!!!」」」


 皆の返事が強すぎて、本当に皆がいつも通りに働いてくれるのかが不安になったフュンであった。



 ◇


 サナリアの王都にある広場に、人々は集まった。

 ほぼ全部の民だろう。新たな支配者を見るために、ひしめき合っている。

 それをフュンは、演説会場となる場所の脇から見ていた。

 人々は希望に満ち溢れている様子ではあった。

 でも一部には暗い表情の人がいた。

 それがなぜあんなに暗いのかは、彼が登壇した時に判明したのである。


 フュンが演説会場の一段高い場所に立つと。


 「この野郎。よくも俺の息子を」

 「返せ・・・私の子を!」


 投げつけられる石。これに彼らの恨みが籠っていた。

 

 その攻撃をフュンの一段下から止めるゼファーは怒り狂っていた。

 何も話さないがその背が語っていたのだ。


 「ゼファー。やめなさい」

 「殿下!?」

 「いいのです。彼らは、先の戦争の兵士の親だと思います。こちらの亡くなった者たちは少数ですが、あちらはかなりの人数が死にました。僕だって恨みを買うのですよ。ゼファー。僕も、こちらから見れば反逆者なのですからね」

 「ですが・・・」

 「いいのです。石だけに集中してください。民に攻撃意識を向けないでください」


 そうフュンはサナリア国にとっては反逆者なのだ。

 王都に住まう人々の皆が、彼を歓迎するのは不可能だったのだ。

 でも、それでも。彼は前へと進まなくてはいけない。

 背負った命は、弟だけではない。

 今後のこの民の命も背負うのだから。


 「皆さん、僕が新領主のサナリア辺境伯のフュン・メイダルフィアです」

 「「わあああああああああああ」」

 

 大歓声と。


 「ふざけるな。お前なんか・・・消えろ。命を返せ」


 罵声が少々出て来る。


 「てめえ。何をフュン様に」

 「うるせい。お前は息子を殺されてねえだろ」


 民同士で喧嘩が起きた。

 殴り合いにも発展しそうな雰囲気に、フュンは声を掛ける。


 「そこの人たち、やめなさい。意見とは貴重な物です。反論を暴力で訴えてはいけません! それ以上発展する場合はゼファーを派遣しますよ」

 

 顔に『怒』と書いてある。

 この表情を崩さないゼファーの恐ろしさに、民たちは一斉に黙った。


 「良いですか皆さん。人はそれぞれの意志がありますから、当然意見も違います。ですから、他人を受け入れる準備をしないといけません。それを無しに勝手に自分の意見を押し付けてはいけません。でも自分の意見を引いてもいけませんよ。だから話し合って折り合いをつけるのです。暴力ではいけません・・・・そして、あなたの息子を殺したのは僕でしょう。ではそのあなたの息子は、誰かを殺しませんでしたか。例えば、こちらの何も罪のない民を殺してはいませんか!」

 「なに!?」

 「ここで働いていた兵の半分程は民を殺すような非道な兵でありましたよ。いかにズィーベが悪くとも、命令通りにそれをしてしまえばおしまいだ。殺された人たちの。その恨み。もらわずして生きるのは不可能です。誰かを殺したのです。それは当然の事でしょう。そして僕も同じです。恨みならすでに買っています。でも僕は引きません」


 故郷の兵と自分の弟を殺した罪である。


 「そして、一つ皆様にお伝えします。これは覚えていてほしい事です! いいですか。あのサナリアの軍が。もし帝都に足を踏み入れていたら、関所を越えていたら、どうなっていたのか。皆さんは知っていますか」

 「し・・知るわけがねえだろ。俺たちは一般人だ!」


 男は反論してきた。


 「そうでしょうね。では教えましょう。あそこでサナリア軍が、関所を越えていた場合。僕らのサナリアは消滅していました」

 「「「!?!?!?!?!」」」


 ガヤガヤしていた民側の言葉が消えた。

 静かになり始める。


 「僕らが今立つ。この地は火の海となり、住居も王宮も何もかもが、完全消滅していました。帝国は、地図上からサナリアを消す気であったのですよ。忘れないでください。僕らは属国。僕らには決定権がない! それも一人一人の生死すらもですよ。よいですか。僕らは帝国の市民じゃない。帝国の属国の人間という下等な者たちだったのです。だから、僕らの王もまた誰かに支配されていた田舎の王であったという事を覚えておいてください。それが前のサナリアであったこともです!」


 フュンが衝撃の事実を民に叩きつける。

 お前たちはほぼ家畜同然の存在。

 生死すらも自分たちでは決められない。 

 何も出来ない存在だったのだと、正直に伝えたのだ。

 皆の顔が引きつる。

 さっきまでフュンを応援していた人でさえ、静かになった。

 祝福ムードはお通夜のような状態に変わった。


 「だからと言ってですよ。あの時に僕があなたの息子さんを殺してもいいということではありません。サナリアを守るためだからと言って、誰かを殺していいはずがないんです!!!」

 

 フュンのこの言葉は自分に向けられた懺悔の言葉だった。

 大半の民たちはここで理解した。

 彼が苦しい立場で、自分たちのために戦ってくれていたのだと。


 「だから。この先。こんな思いを次世代に残さないために。サナリアは内乱などしませんよ。いいですか。皆さん。僕らは隣の人と手を取り合って生きていくのです。共に前を向いて歩くのです。僕らは一つの新たなサナリアの民となり、帝国の中で最強の都市を作りあげるのです」 


 フュンの熱を帯びた言葉に、ざわめきが起こる。


 「今から作る僕らのサナリアは、独立した都市にしましょう。僕らは、帝国に生死だけは握らせないんだという意気込みを持って。僕らは僕らの意志で新たな都市を築くのです!! そのためには、この程度の言い争いなんかで、立ち止まってはいけません。なぜなら僕らは戦い続けなくてはならないのです」


 フュンの渾身の言葉は皆の胸に突き刺さる。


 「皆さん。僕らは元々バラバラな人間の集まりです。元は敵同士であります。なのに、こうして皆で生きていられるのは、皆さんがここを愛しているからと、それと皆さんが持つ、一つの意識。騎馬民族としての誇りがあるからです。だから、どんな事があってもその誇りをもって、協力が出来る皆さんなら、隣の人と手を取り合って戦えると信じてます。そばにいるのが仇だとしても、その人が味方となり後押ししてくれはずなんです」


 人々は隣の人を見た。

 たしかに、自分たちは元々敵同士。

 少数部族国家であったのだと。


 「そして、僕は一人じゃない。皆さんも一人じゃない。僕は、皆さんがサナリアを強くしてくれると思ってるから。ここを帝国最強の都市に出来ると思っています。ここからのサナリアは帝国で一番に。いいえ。アーリア大陸で一番になるのです。だから戦いましょう。これは僕らが身も心も一つになって戦う。新たな戦いなんです。皆さんいいですか。これから僕らは、自分自身に負けてはいけない戦いをしますよ! 皆さんと僕とで! この大陸にある全都市よりも、必ず強くなると信じて、後ろを振り向かずに前だけを見て進みましょう」


 フュンの目が輝き、皆の目も輝く。

 そこにフュンの声が通っていく。


 「今のここは底辺です。最底辺の地です。自分の命を自分で決められなかった。地獄の様な場所です・・・・ですが皆さんなら、そんな場所でも変えられる! 僕らは、この地を自由な都市へと作り変えるのです。命は自分で決めるんだ! 他人に決められてたまるか!」


 ここからフュンの声が檄へと変わる。


 「さあ、皆さん。僕と共に、新たなサナリアを作っていきましょう・・・ここからこの地で戦うんですよ・・・・誇り高きサナリアの民たちよ! 僕らは、かつてが敵であっても味方であっても関係ない。今が賊や市民でも関係ない。同じくここに住まう者として、同じくここを愛する者として、強くなりたいと思う同じ意志で、都市を強くしていくのです。そして。これからアーリア大陸に証明してみせましょう。我ら。サナリアの民こそが、アーリア大陸で最も強き民であることを!」


 「「「「あああああああああああ」」」」

 「「「「うおおおおおおおおおお」」」」


 最後。声にもならない歓声が。もはや雄叫びとも言えないような爆発した声が。

 サナリアの王都中を何度も何度も駆け巡った。

 爆発的なその声は、もはや戦いの際の勝ち鬨を越えていた。

 一般人が出すような音量ではなかったのだ。


 恩讐を越えた先でサナリアの民は今、一つになった。

 人々を照らす太陽の領主フュン・メイダルフィア。

 その彼が統治することになるサナリアの一歩目は、この民たちの力強い声から始まったのだ。

 彼と民の熱き心が、サナリアの大改革へと繋がっていくのである。




―――あとがき―――


第二部第二章。

領主編となってます。

ここから話が、内政がちらちら見えながら、日常系に近い雰囲気になっています。

スローライフ系みたいにゆったりした展開が続くと思いますが、所々で大切な要素を散りばめていきます。


サナリア辺境伯フュンの魂の演説により、サナリアの民の心に火がついて始まる第二章。

燃え上がる民の気持ちが、サナリアを別次元へと誘います。

それは底辺の底辺だったこの地が、全く別の地へと。

地獄が天国へと作り変えられてしまうほどに、ここから劇的に変化していきます。

それほど彼らの心は熱く燃えているのです。


領主フュンは、ここより今までの修行の成果を見せるでしょう。

ということで、第二章。スタートです。


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