第10話… そこは ダメ!

 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 サトちんが泊まりに来た


 私は また…寝落ちした



 気がつくと私は…ベッドで爆睡

 サトちんはソファーで

 縮こまって寝てるという

 失態(´°ω°)チーン



 早朝、サトちんは

「また近いうちに泊まりに来るね」と

 朝ごはんも食べずに 先に家を出た…



「はぁ〜…何やってるんだろ私…」



 このまま寝落ちが続いたら

 確実に…嫌われるぅぅぅo(´^`)o




 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 → 家に戻り 身支度を整えて

 一番乗りで会社へ出社したさとし



 "今日も定時に帰るんだε-(`・ω・´)フンッ"

 黙々と仕事をする



 が…


 頭の中を掠める 昨日今日の出来事…




 "…今朝まで一緒に居たんだよなぁ"


「………」




(/// ^///)



 平静を装って…

 "また近いうちに泊まりに来るね"なんて

 言葉を放って部屋を出た


 無かったけど(いや、ってなんだ?)

 寝起きのアミつんを見たら

 すごく照れくさくて



「平日だと、やっぱり

 ゆっくり出来ないな(ボソッ)」



 ダメだァァァ…( *¯−¯ * )ンンー



「どうしたの?難しい顔して…」



 うわっ!先輩が居た…気が付かなかった!

 独り言 聞かれた( ゚∀ ゚)ハッ?!



「お、おはようございます(*^o^*)」


「おはよ!今日も早いね!」


「定時に帰るためです( *´꒳`*)」


「ホント!一途だよね~智くん…」


「彼女は恩人だから 大切にしたいんです!」


「あら?私も智くんの仕事

 手伝ってるんだけど?

 恩人扱いは してくれないんだ?」


「え?あ、いえ!

 先輩は特別枠ですよ!(ノ∀≦。) ハハハッ」


「特別枠か…悪くないね!

 で、特別枠の私には

 何をしてくれるのかな?」


「え…っと…どうしましょう…」


「え?私、智くんを困らせてる?」


「いや、そんな!」


「じゃあ 食事!」


「はい?」


「日頃のお礼ってことで

 智くんにご馳走してもらおうかな?」


「あ、ご飯なら ぜひ!」


「やったぁ~ヾ(*´∀`*)ノ」




 そうだよなぁ…

 ユマ先輩も日頃から

 お世話になってる人だから…




 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 → 紗蘭さらん✿︎幼稚園

 年中組リトミックの時間が終わった



のぞむ先生!

 今日はありがとうございました!

 みんな楽しんでましたね!」


「お!マサ先生!

 こちらこそありがとうございました!

 楽しんでもらえたかなぁ~嬉しいなぁ~」


「あのぉ…お願いしたいことがあって」


「はい、何でしょう…」




 お誕生会の詳細を説明すると



「僕でよければ協力しますよ!

 ヒップホップは

 得意中の得意なので( *¯ ꒳¯*)ドヤッ」


「あ~良かったです!助かります!

 早速 本番に向けて

 打ち合わせしたいんですけど

 ご都合の良い日…ありますか?」



 希先生から名刺を渡されて

 その名刺の裏にレッスン表が載っていた



「このレッスンの時間以外であれば

 僕は明日からでもOKです!

 練習場所は

 ウチのスタジオ使ってください」


「色々とすみません!

 アミ先生と相談して また連絡します!」


「あ、アミっ…先生…?Σ(ㅇㅁㅇ;;)エッ」


「はい、僕とアミ先生が

 今回 出し物の担当なんです!」


「……アミ先生…何か言ってましたか?」


「ヒップホップは苦手だと…」


「…そうですか」


「じゃあ、練習の件が決まったら

 連絡しますね」





 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 → マサ先生との話を振り返るのぞむ



 ……苦手かぁ…



 アミとの接点が出来たことで

 ちょっと嬉しかったんだけどなぁ



 ・・・・・・あの日のこと、早く謝らないと




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 → 2便園児 バス待機中



「アミせんせ〜!」



 園児のお話に耳を傾ける



「どうしたのぉ?」


「きのうのよる、わたしがねてたら

 パパがママを いじめてたの…」



 えっ!(; ꒪ㅿ꒪)

 いじめてた?!…暴力とか?


 …ちょっと気になりながらも

 冷静に返事



「あらら…

 お父さんとお母さん…

 どうしたんだろうね?

 喧嘩でも しちゃったのかな?」



「ママがね…『いやっ』っていって

 いきができなくて

 くるしそうだったの…

 こわくて…

 めをあけられなかった」




 うわぁ!もしかしてDV…?




「パパがママのうえにのって

 ユサユサうごいてたの…」




 ……ん?ユサユサ?



「パパが『いやじゃないだろ?』って

 もっとユサユサ うごいてて」



 ……ちょ、ちょっと待て



「パパがこえださないでって

 ママの おくち おさえて

 くるしそうだったのぉ…」



(/// ^///)いやぁ…あのぉ…

 ……それ、イジメじゃないような気がする

 むしろ、仲良しのような気がするよぉ



「ママがパパに ぎゅ~ってしてたけど

 あさ おきたとき "ママをいじめないで"って

 パパに おこったの<(`^´)>」


「そうだったの…」


 怒ったのか…(/ω\*)

 可愛い勘違い♡



「ぼくのママはね、このまえ よるにパパと

 はだかで プロレスしてたよ!」




 キャ───(*ノдノ)───ァ…プロレスって!!!

 押さえ込みのスリーカウント!

 どっち勝ったんだぃ?



「うちのママも、よるに

 おおきなこえで "いく!"っていうから

 ワタシ おるすばんキライだから

 どこいくの?わたしもいく!っていった」



「(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…」


 それ、お出かけするのと

 ワケが違うんだよなぁ~!




「あ!ゆうせんせぇが ないてる!」

「せんせぇ!だいじょぶ?」


「大丈夫、大丈夫…。゚(゚ノ∀`゚)゚。ヒィィィ!」



 近くでその話を聞いてたゆう先生…

 腹を抱え 涙を流しながら 引き笑い




 お父さん お母さん…大丈夫ですか?

 見られてる可能性アリですよ!

 気をつけましょう…

 シ━━━ッd((ˊ皿ˋ ;)




 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 全園児が降園して

 先生方は 職員室で事務処理中



 マサ先生から声をかけられた


のぞむ先生にお話しました!

 この時間帯以外は 大丈夫みたいで

 明日からでも良いって…」


 と、名刺を見せてくれた




「そうなんだね!わかったよ!」


「練習は 希先生の

 スタジオを貸してもらえるって…」



 スタジオの所在地…

 "あそこのスタジオ まだ使ってたんだ…"


 仲が良かった頃

 よく練習に付き合わされたっけ…



「・・・・・・」


「アミ先生?」


「ふぁい!」


「練習、いつからにします?

 早い方がいいですよね…」



 マサ先生も 初めてだろうし

 早めに動きを体に馴染ませた方がいい…



「そうだね…私は明日からでもいいよ」


「わかりました!

 のぞむ先生に伝えておきます」




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 → 壁∥´。・д・)ジー・・・ 幼稚園前

 飼い主を待つ ワンコみたいな智



「アミつん!」


「サトちん!」


「帰ろっ!」





 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 → 2人の様子を見ている

 マサ先生と優先生



「ホント 仲良しですね…羨ましいな」


「なんだ?ジェラシーか?」


「い…いや、そういうんじゃないですっ!」


ゆう先生は 彼女いますか?」


「たくさんいるけど?」


「た、たくさん?!

 ぎゃー!汚らわしい!ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ」


「(*°∀°)・∴ブハッ!!w…たくさんいるだろ?

 ここの王女たちが(´∀`*)ヶラヶラ」


「なんだ!そういう事ですか!」


「真面目なのか、お調子者なのか…

 わからないな マサ先生は…」


「ただ 単純に…

 憧れの人は、どういう人と

 幸せになるのかなって…」


「ふ〜ん…」



 俺が思うに…やっぱりマサ先生は…




 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜




 → 並んで歩く サトちん アミつん



 ご飯を食べ終わって歩いていると


「サトちん…あのね…」


「ん?」


「明日から 帰りが遅くなるから

 お迎えには来なくていいよ!」


「あ、そうなの?」


「うん…お誕生会の

 出し物の打ち合わせがあって」


「そうなんだ!わかったよ!」


「いつもごめんね」


「謝らないで!…お仕事頑張ってね!」


「うん」


「………」


「…サトちん?」


「え?あ、毎日会えてたのに

 会えなくなるのか〜って (´▽`*)アハハ」


「……今日、部屋に寄ってく?」


「でも、アミつん…疲れてるでしょ?」


「…ううん、サトちんと もう少し

 一緒に居たくて」




 ・・・・・・えっとぉ・・・



 までぃ‎( ꒪⌓꒪)?良いの?




「…だめかな?」


「全っ然、ダメじゃないっ!!!!」


「(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ!可愛いっ!」




 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:




 そして僕達は…



 とうとう…







「うっ…ぁっ…」


「すごいっ…ん!」


「アミつん…気持ちいぃよぉ…」


「ここっ、!んっ!」


「っはぁ…そこは ダメっ!はぁ…」




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