合成音声の歌姫と人間たちは

休憩

キャラ設定など/失声の核

一章終了時点のキャラクター設定、世界観の共有です。

　彩色（さいしき） 雪奈（ゆきな）(現在15歳/高一)

　身長/148cm 血液型/A型

―彩色という財閥から勘当されている失声症の少女。

　作詞作曲、曲作りに使う楽器なら基本お手の物。

　一番得意なのはピアノ、シンセサイザー

　好きなのはシンセサイザー

　血縁者で仲がいいのは叔父だけだが叔父にもできるだけ貸しを作りたくない。

　響也に向けている感情は恋愛ではなく親愛。兄のような感覚で慕っている。

　響也（ひびや） 聡（さとし）(当時16歳/高一)

　身長/176cm 血液型/O型

―普通の家庭の音楽が好きな少年。

　ギターを幼少期からやっていた。最近ボーカルのレッスンをし始めるか迷っている。

　歌よりはギターの方が得意。どちらも同じぐらい好き。

　家族仲は普通。雪奈に向けているものは親愛と相棒としての愛。

　最近、相棒と認めてもらえるように努力し始めた。

　【AI型 Diva式 絡繰人形

　「五風（ごふう）十雨 《じゅうう》都々（とと）」VI(ｰTalk optionｰ)】

　人の音声を元に作られた合成音声システム。AIが組み込まれており、歌うだけでなく話し相手にもなってくれる。

　雪奈の所持している【都々】はホログラムを出せるようになる少し前の、販売もしていない初期型。

　(最新型であるVIver.と性能は同じになるように都度アップデートされている。)

　彩色（さいしき） 隼（しゅう）(現在38歳)

　身長/184cm 血液型/A型

―彩色という財閥の当主であり、都々の制作会社の代表取締役。

　人当たりの良さそうな表情をしているが、この世の中を渡っていくための非情な面も強い。

　姪のことは慕っているが実の娘や弟は嫌っている。完全な実力主義者。(or努力主義者。結果主義ではない。)

　――世界観

(・現代ファンタジーにこの作品を置いている一番の理由とも言える。)

　平和そうに見えて全くそんなことはなく、裏路地に迷いこめば一瞬でお陀仏のような世界。

　基本的には第三次世界大戦の教訓もあり、表では波風を立てなければ裏でバレなきゃ何してもいいみたいな世界観。バレたなら、警察とズブズブな怖いお兄さんに殺されたりなどする。

　そんなバカは滅多に出ないが、そのような存在を牽制するために彩色隼のような大手の人間は裏に顔が聞く場合も多い。

　一応、メインキャラクターのうち、雪奈と響也に戦闘能力はありません。この作品でふたりが戦闘するシーンもないです。隼さんは目を離すと裏で人を蹴ってそうなので分かりませんが。