編集済
こんにちは。
先ほど、講評をレビューに変えさせて頂きましたものをネタバレありといたしましてレビュー投稿をさせて頂きました。
拝読しまして、立場上、❤も送れずに……となっておりました御作に、堂々と評価をお送りできますことに歓びを隠せずにおります。
自分ながら、あの講評以上のものはお出しできませんが、初見の方にご覧頂けますレビューにはできたかと存じます。何か修正の要などございましたら、どうぞご遠慮なくお伝えください。
この度は、素晴らしいご著作を誠にありがとうございました。
本日、さいかわ水無月賞、賞の最終発表でございます。
自分もどなたへの授与かは存じ上げませんが、よろしければまたお立ち寄りくださいませ。
作者からの返信
豆ははこさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、誠にありがとうございます。
とても美しい講評のお言葉を改めてレビューコメントとしていただけましたこと、大変うれしく存じます。
短編という形式にまだ慣れておらず、書くからにはいろいろ試して見たくて、やりすぎか、と思われる冒険までしております。加えて、私の「優しくないところ」が全面に出るような内容となりました。最近になって、小説には隠そうとしても人柄が出るもんだなあと実感しております (^^;)
出来上がった本作は文章としては美しいかもしれないけれど、どこか歪んで沈んだ世界を作り出してしまった気がしておりました。いつも穏やかで優しい世界を作り上げる豆ははこさまに、この作品を気に入っていただけるとは思わず、豆は賞に選出していただけたこと、本当に驚きました。
誰かに気に入ってもらえるということは、こんなに嬉しいことなのですね。
六十作以上の力作を丁寧に読み込むことは相当な労力を要したと拝察いたします。本当にお疲れさまでした。まもなく大賞の発表ですね。受賞者と講評を楽しみにしております。
ありがとうございました。
おめでとうございます!!
もうこっちには好き勝手書かせてください。やっぱり私はなんといっても、こわーいお姉さんが出してくれたお茶をぶん投げたところに惚れました。やっぱり優等生と違うですよ! でもこのチャレンジ精神は本当に尊敬しております。そしてこれを完璧に成立させてしまう技量ですよ。すごすぎます!
近況ノートや拙作へのコメントでもいつも助けられておりますが、こうやって凄い作品で引っ張ってくださることにも勝手ながら感謝しております。本当にありがとうございます。最後にもう一回言わせてください。
本当におめでとうございます!!
作者からの返信
しぇもんごさま
こんにちは。なんだかもう、いろいろ(いろいろって??)ありがとうございます。
お茶、はい、威勢よくぶん投げましたね、わはは。でも、ぶん投げたあと、すぐに布団をかぶってがくぶる……とまではいかなかったものの、なんだか暗いトンネルに入った気分です。正直、お茶を投げたことはきっかけなだけ、真の原因は自分の能力やセンスのなさが、まざまざと見えちゃったってことです。
とかなんとか、ぐだぐだいうのはこのくらいにしておきます。ちょっと最近良くないわ、自分……。
しぇもんごさまの言葉はいつも全力で優しさをみんなにわけあたえてくれますね。そんなに与えてたら、自分のぶんがなくなるぞ、と心配になります。くれぐれも、お気を付けくださいね。
足掻いて模索したところで、私の作品の本質はここから変わらないのだろうと感じています。この先もこんな感じでお釈迦様の手の上でじたばたもがくのでしょうが、またやってる、ふふっと笑っていただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございましたヽ(*゚∀゚*)ノ
過分としかいいようのないレビューコメントまで、ありがとうございました。穴があったら入りたいわ!
豆は賞受賞、おめでとうございます💐
改めて拝読させて頂きました。
雨の湿り気や匂いを感じながら、私も、この林の中に立って居りました。
落伍したアマサギの雛は、主人公に重なる気がします。
雛(自分)を川に投げた。苦しみを終わらせる為に。或いは、解放する為に。
そんな風に感じました。
読ませて頂きありがとうございます。
作者からの返信
時輪めぐるさま
こんにちは。拙作を読み返してくださったのですね、誠にありがとうございます。
「雨の湿り気や匂いを感じながら、私も、この林の中に立って居りました」
そんなふうに感じていただけると、とても嬉しいです。ありがとうございます。
「落伍したアマサギの雛は、主人公に重なる気がします」
おっしゃるように、主人公はこの雛を自分に重ね合わせていたことでしょう。雛を川へと放り投げるのにも、自分を見ていたのかもしれません。うーむ、自分で書いておきながら、思い起こすと苦しくなる展開ですね。申し訳ないです……。
コメントをありがとうございました。とても嬉しかったです。
どうにもならない自分の人生。どうにでもできる小さな命。
いっそのこと、終わらせてやろうか。楽にしてやれるのだよ、私の力で。これ以上苦しまないように。私より弱いお前を。
主人公は、優しさと残酷さを――比率はわかりませんが――得たのでしょうか。
最後が強烈すぎて、「さいかわ水無月賞」」で最も印象に残りました。
作者からの返信
松川 iさま
こんにちは。拙作にお越しいただき、誠にありがとうございます。
「どうにもならない自分の人生。どうにでもできる小さな命」
引きこもりでコミュ障な主人公、まるで薬をやっているかのように、世界を朦朧ととらえているところがあります。主人公のどこかに、ご指摘いただいた気持ちは隠れていそうです。
「最後が強烈すぎて、「さいかわ水無月賞」」で最も印象に残りました」
このように残る印象が良いものかどうか、最近悩んでいるところなのです。松川 iさまのように好意的にとらえてくれる方もいらっしゃいますが、とても気持ちが悪い、と思われることも多いでしょうね。なかなか悩ましいところです。
コメントをありがとうございました。とても嬉しかったです。
応援コメントいただいたので読ませていただきました。
面白かったです。
きっと作者さんにしか見えていない世界がまだまだ広がっているんだろうな、と少し羨ましくなるような小説でした。
弱肉強食の世界でこぼれ落ちた雛鳥に自分を重ねて、せめて君は、あわよくば私も翔べと言わんばかりの行動とその残酷な結末、といった感じでした。
平易な言葉のみではないのにここまですらすら読めることにも驚きました。
お疲れ様です。
ありがとうございました。
作者からの返信
石田くんさま
こんにちは。拙作お読みくださったのですね、ありがとうございます。
たしかにご指摘のようにやや硬めの言葉使いで書いております。でも、すらすら読めたとことに驚いたとのこと、これは新たに気づかせていただきました。何が読みやすくさせている要因か、ちょっと分析したくなりますね。
コメントをどうもありがとうございました。
雨の日の情景描写で、あっという間にこの世界に引き込まれた気がしました。
柔らかく美しい雨に反して、息苦しい屋内のリアル。アマサギの姿と子育ての様子。主人公の目に映る世界の温度差が伝わる気がしました。
鳥好きの身としては、ラストで撃たれてぶっ倒れそう(すみません…)でしたが、野鳥の世界とはそうしたものですね…。
主人公が投げたのは、もしかしたら飛べるかも、飛んでみろ、という我が身の奥底の望みもあったのかな…と想像しました。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。拙作をお読みいただき、ありがとうございます!
幸まるさまのお名前はしばしばお見かけしており、私も鳥好きのはしくれ(拙作、鳥の名前まみれです)としてひそかに意識していたのですが、まさかこれをお読みいただくとは……。
いや、やはり最後のシーンは鳥好きのかた、生き物好きのかたには眉をひそめられるでしょうね。辛い思いをさせてしまい、申し訳ないです。
主人公がどのようなつもりで投げたのか。いろんなとらえかたがあると思いますし、私の中に確固たる答えがあるわけでもないので解説は止めておきますが、もっともっと苦しませてやる、というつもりはなかったとだけ、申し添えておきます。
コメントをどうもありがとうございました。また星でご評価もいただき、嬉しいです。励みにさせていただきます。
慈雨、という言葉が浮かぶ、美しい雨の描写ですね。弱者が放り出されていく世界の中で、ずっと優しい雨が続けばいいのにと感じてしまいます。いろんな想いが沸き起こるラストですが、一瞬、雛が飛び立つ姿が見えたようでした。
作者からの返信
プラナリアさま
こんにちは。わあ、拙作お読みくださったのですね。どうもありがとうございます。
社会の中や家庭の中で、踏みつけられ、ないものにされる主人公の生きざまにスポットを当てた作品でもあり、ずっと降りしきる雨に覆われた悪夢のようなお話でもあります。
ラストは読み手により、またその時の気持ちにより、いろんなとらえ方ができそうです。読んでくださった方が苦しい気持ちを引きずることがなければ良いのですが。
コメントをありがとうございました。また、星でのご評価も嬉しいです。励みにさせていただきます。
雨の描写に引き込まれました。
丁寧な描写でもっともっとと読みたくなります。
そんな中すこしずつ明かされていく主人公の様子と置かれた状況。
女もののサンダルがきついって……そして支配されている獣のような相手……色々想像してしまい、ラストの衝撃展開はこの主人公なら雛鳥を思った結果こうするのだろうと受け止められました。
すごく好きです。
佐藤さん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋 環さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
雨の描写に引き込まれるとおっしゃっていただけると、嬉しくなります。前回のテーマ「春」はあまりテーマを活かせていなかったので、今回は意識してみました。
最後、衝撃展開ですよね。この主人公ならこうしかできないのではないかなと……。現実に瀕死の鳥のひなを見つけた場合、いろんな可能性といろんな考え方がありますね。どうすべきかというのは、なかなか難しいところです。
すごく好き、と言っていただけるの、ありがたいです!
コメントに加え、星でのご評価までいただき、本当にありがとうございました。
アマサギ、調べてみましたが、初めて見ました。サギの仲間は姿がいいですよね。
非力な主人公のささやかな行動力が、生き物への慈悲だったのだと思いますが、確かになかなかできる事ではないと思います。とはいえ、自分だったら躊躇する動きです。鳥が苦しまない最善の方法ってなんだろうな、とぼんやり考えさせられました。
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございます。
知人に作品を読んでもらうのですが、あなたの作品はどうして読み手の気持ちを煽るのか、とコメントされました (^^;) この作品のエンディングもまさにそうですね……。書き手の経験したことが書き手の中で書き手の色を擦り付けられてから作品となって産み落とされると考えると、私自身の問題でこうなっちゃうのとしか言えないのですけれど。
死にかけのひなを水に放り込んだのは、もう死がほぼ決定のひなの苦しみを早く終わらせてやりたいという気持ちもあったでしょうが、それが主ではないと思っています。
実際にこんな場面に遭遇したらどうするか。私だったら、何もしないかもしれません。
星でのご評価と素敵なレビューコメントまでいただき、とても嬉しいです。「弱者である主人公」への言及、ありがたいです。いつも応援していただき、ありがとうございますヽ(´∀`。)ノ
情景描写から主人公の姿が透明な水彩のように浮かび上がり、うっとりいたしました。
一度巣から落ちた仔を育てることのない野生の厳しさに胸が痛くなると共に、それを終わらせた主人公の心情を想像して、悲しみよりもなぜかすっきりとした気持ちになりました。
素晴らしい物語でした。
ありがとうございます。
作者からの返信
鳥尾巻さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、誠にありがとうございます。
正直、あわわわ、あの鳥尾巻さまだ、とおののきました。今朝『影踏み』を拝読し、頭をガンっとやられた気分を夜まで引きずっておりましたので……。もう数度読み返さないと、私には感想を書けそうもありません。
拙作に素晴らしい物語とのご評価をいただき、ありがとうございました。嬉しく受け止めさせていただきます。
初めましておはようございます。
情景描写が多すぎるの苦手(書くのも読むのも)なんですが、しっかり描写してるのにくどくない、お見事。こんなん書きたい。
ぐっしょり濡れそぼった落伍者を拾い上げる。
まさか連れて帰る展開なのか!?と思ったらぶん投げてホッとしました。
ワタシが感じたこの主人公ならそうするのが自然な気がしたんです。(個人の感想です)
実際どうなのかはちょっと分かんないですが……( ̄▽ ̄;)
面白かったです!
作者からの返信
ハマハマさま
初めましてだったのですね、ご挨拶遅れました m(_ _)m
拙作お読みくださり、ありがとうございます。ストーリーがあってないようなお話なので描写で稼いでおります (^^;) くどくないとおっしゃっていただけると嬉しいです。
はい、この主人公には瀕死の野鳥のひなを保護する能力はなかったと思います。たぶん、気持ちも。見て見過ごすか、手を出してしまったなら、もう、こうするしかないかと。
コメントをありがとうございました!
拙い読み手である私は、どうしても「正解」を求めてしまいます。
このような純文学的、というのでしょうか、読み進めるごとに疑問と不安が蓄積していき、結論の出ないまま終わるという作風が、私の読み解き力では、まだまだ追いつけないことがちょっとだけ辛かったりします。
そんな中、雨に安堵し救いと感じる心持ちは、私とそっくりで……奇妙な一体感を味わいながら読み進めました。鳥が好き(主人公のこれは、好きというよりは単純な興味でしょうか?)という感性にも共感が生まれ……そして、住んでいる環境がどうもあまりいい状況ではなさそうである、という部分と相まって、じっとりとした空気感と湿度を味わいました。
他の方のコメントに後押しされて、私も勝手ながら自分の浮かんだ情景を述べさせていただきますと、主人公は女性の気配がいたしました。
生臭い動物の臭い、うめき声……ある種の行為を想像してしまう私は、発想が貧困なのかも知れませんけど💦
この作品の確信を見つめるには、私はまだまだ鍛錬が足りないと感じてしまった、一作でした。
読ませていただきましてありがとうございます✨️
作者からの返信
天川さま
こんにちは! 拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます。
私はしろうと書き手なので、直球のご感想がとても嬉しいですし、必要以上に解説したくなっちゃいます。ただ、過去のコメント欄をお読みになられる方って多いのですね。最近、各読み手さんが思い浮かべてくださったイメージは大事に持っていてもらいたいという気持ちが強くなり、何でもかんでも解説するのはよろしくないことだと思うようになりました。なので、ここは! という点だけ、お伝えさせてくださいね。
頭に浮かんだご感想、ありがとうございます。全体的に謎めいて朦朧とした雰囲気が漂う作品になってますが、ある程度伏線も張ったつもりでした。
主人公については、スマホを与えられる年齢層で、女もののサンダルが少しきついという点で暗示したつもりだったのですが、サンダルが自分のものか家族の女性のものか分からない時点で、確たる伏線になっていませんでした (^^;)
「生臭い動物のにおい……」のところは、「喘ぎ声」から連想される行為を想定しています。
「この作品の確信を見つめるには、私はまだまだ鍛錬が足りない」……いえいえ、上述の伏線の話のように私の筆がまだ未熟というところが大きいです。お読みになって感じ取られたイメージを伝えていただけると、自分のミスったところや足りないところに気づかせてもらえます。とてもありがたいです!
コメントをどうもありがとうございました。
雨の描写が五感を交えてとても読み応えのある文章でした。最後は悲しかったですが、自身を投影して身を投げる、一見突き放すような心象を与えることで生命の深みを感じました。今作も洗練された表現を堪能できました。ありがとうございました。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、どうもありがとうございます!
コメントのみならず、なんとも、あの、照れてしまうほどに高いご評価のレビューコメントまでいただき、感謝しております。
拙作のこの重さ(大げさでくどい描写、気持ちを逆なでしかねないストーリー展開)は読む人を選ぶだろうなと感じています。刹那さまのように、重さを受け止め味わってくださる方に巡り合えたこと、しみじみとありがたく感じます。
こんにちは。
おおう。
落伍者を、地の上で他の動物に食い荒らされるままにせず、川で水葬にしてあげたのは、主人公の温情なのか。
死にかけの雛は必死にくちばしで主人公の手を喰んだんだろうなー。
その傷さえ、主人公は、不快ではなかったのでしょう。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。拙作へお越しいただき、ありがとうございました。
主人公にとって、死にかけのひなは、落伍者であると同時に自分の投影だったのでしょうね。しっかりと生きることは叶わず、でもすぐに死を迎えることもできない。ひなの苦しみの時をせめて短くしてやりたいという気持ちと、もどかしい自分を葬り去りたいという意味とが込められていたのかなあ、と解釈してみました。
コメントをありがとうございました。
アマサギ、初めて知りました。
調べてみると「珍しい」と出てきますね。
中々出会えないんでしょうね。
アマサギの描写から生命の美しさ、逞しさみたいなものが伝わってきます。
主人公は、彼らのように生きていくのか、生きていけるのか。閉鎖的なところから早く自由になってほしいですね。
作者からの返信
篠崎 時博さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、誠にありがとうございます!
アマサギ、私も実際に「見た」という確たる記憶はないのです。そこまで珍鳥でもないらしいのですけどね。サギは集団で営巣しますので、コロニーのある所だと結構見られるのかもしれません。
アマサギから生命の美しさ、逞しさが感じられるとのこと、ありがとうございます! そうですよね。成鳥の炎のような色彩もそうですし、ひなの親を食い尽くす勢いで餌を貪るようすも、生命の逞しさそのものですね。
そのアマサギを一か月間見守り続けた主人公が今後どう生きていくのか、うーむ、私の頭の中には、今は何もないです。どうなるのでしょうね?
コメントと星でのご評価をありがとうございました。
こんにちは。犀川ねえさんの自主企画作品、投稿されたのですね!
主人公のすべてが、描かれすぎていないところが良いですね……目と耳から、きこえてくる情報だけでこの世界を愉しんでいるような気待ちで拝読しました。
アマサギに自分を重ねたり、淡い憧れのようなものを抱いたり。そんな様子も感じられました。
最後のシーンは衝撃的ですね。でもどこか、自分の気持ちを解放したような感じにも受け取れました😌
作者からの返信
ヒニヨルさま
こんにちは! お忙しいところ、拙作にお越しくださり、ありがとうございます!
はい、書いてみました。とりたてて大事件が起きるわけではないけれど、主人公にとっては、苦しかったり、癒されたり、葛藤したり、長い長い一か月だったと思います。
主人公(名前すらない、呼びづらい (^^;))をあいまいにしてしまいましたが、性別、おおよその年齢、家庭環境、現在の状況などについては、ある程度想像がつくようにしてみました。主人公をぼんやりさせることで、どんな(良い/悪い)効果がもたらされるか自分でもはかりかねたので、お試しでやってみたという感じです。
主人公は、確かにアマサギのひなに自分を重ねていますね。最後のシーンも、何を思って川に放り投げたかはよくわかりませんが、自分自身を重ねての行為だろうと私も思います。
コメントと星でのご評価をありがとうございました。
おはようございます。
梅雨らしいお話ですね。そうかもう6月なのかと思い出しました^^;。
型押しガラスという表現はあまり聞かないので、新鮮な響きでした。
我々の間では型ガラス…たまに型板ガラスと呼んでいます。
そうして便所や浴室、倉庫や廊下など外部から見られたくない部分の他は、隣家が近い街中や都市部以外では、2階の居室に使う事はあまりないです。外の風景が見えないからです。
九州に移住してからサギはよく見かけるようになりましたが、その先の種類までは考えた事がありませんでした。アマサギは冬羽以外は色が付いているんですね。それは見た記憶がないです。
アウトドアも達人になると、雨の日は雨の日で楽しいと言っている方もいらっしゃいますが、私は苦手です。山も登りません。ごくたまに雨に降られると、普段見慣れない風景が見られてそれはそれで美しいなとは思うんですけどね。
雨は人の心情に置き換えると、苦しみとか悲しみなんですかね。
恵みとしての雨が、全てを洗い流してリセットしてくれるといいですね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。早速拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
はい、タイトルも内容も雨三昧です。梅雨ですね。
昭和の家でよく見た立体模様のついたガラス、建築士さんのあいだでは「型ガラス」が一般的でしたか。情報をありがとうございます! 検索すると、型押しガラスも型ガラスも型板ガラスもあったので、字面でイメージしやすい型押しガラスを採用してみました。
最近の家ではあまり見かけませんね。私の両親の家は掃き出し窓以外、一階も二階も窓は型押しガラスでした。二階では型押しガラスをブラインドとしても利用し、カーテンを閉めませんでしたね。
サギは九州にとても多いように感じます。JRで本州から九州に入ると、途端に田んぼに白いサギが群れているのを見かけるようになりますから。ただ、アマサギはそれと気づいたことはないです。
アウトドアの趣味はないのですが、雨の日に外に出るのが私は苦痛です。苔とか地衣類とか、あのべちょりとした緑が実は大の苦手なのです(^^;)雨が降ると、ふだん枯れてるの
も蘇るじゃないですか。あれが辛いです。森や低い山も駄目ですし、苔寺とか、想像したくもありません。誰からも理解してもらえないんですけどね。
雨に心情を反映させる場合、苦しみや悲しみとする場合と、癒しとする場合とがありますね。後者は雨そのものというよりは、おっしゃるように、雨によって洗い流されるというイメージが強いかもしれません。
コメントと星でのご評価をありがとうございました。
この度はさいかわ水無月賞にご参加いただき、ありがとうございました。
作者からの返信
犀川 ようさま
こんにちは。さいかわ水無月賞に参加させていただき、ありがとうございました。
結果が出ればもちろん嬉しいですが、それ以前に、書き手である自分、読み手である自分を読み手である他者と比較する、またとない機会を与えていただいていると痛感しております。
お忙しいなかコメントをくださり、どうもありがとうございました。