俺、馬鹿だからもう遅いみたいです。

第25話

とりあえず、あれからお姉ちゃんの怪しい動きはない。

　流石に学校は違うから怪しい動きは出来ないし、いつも登下校は一緒だから大丈夫。

　「すー」

家では普通にしてる。

　問題なのは、明日から3連休がある事。

　お姉ちゃんは何か仕組んでくる筈。

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義姉視点

　「がぁぁぁぁ」

　ぐっすり寝てるわね。ずっと私のこと警戒して、弟のことを守ってたようだけどまず自分のことも守らないと。

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　今日も可愛いく寝てる。

　うぅかり横に一緒に寝たくなるけど、それは後でも出来る事。今は我慢して、

　「・・・お姉ちゃん」

「大丈夫よ。もう少し寝てて」

「分かった」

既に睡眠薬を飲ませてある。この薬の本当の強い所は起きても直ぐに眠くなってしまう特殊なタイプだ。

　そして、あとは置き手紙をおく。事前に用意したタクシーを使い。

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　「・・・うっ、あれ、体が動かない。」

「おはよう、弟」

「あれ、お姉ちゃん？？ここは何処？」

「ここはこれから私と永遠の愛を誓う場所よ」

「俺、夢見てるのかな？？」